研究者総覧

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研究者DB更新状況

東京海洋大学研究者DBの更新情報(過去180日間)です。
 黒瀬 光一(2018-01-22)
 大河内 美香(2018-01-17)
 谷 和夫(2018-01-13)
 芳賀 穣(2018-01-10)
 大迫一史(2018-01-04)
 遠藤 英明(2017-12-20)
 川合 美千代(2017-12-06)
 坂本 崇(2017-11-24)
 石田 真巳(2017-11-17)
 吉崎 悟朗(2017-11-10)
 小暮 修三(2017-11-07)
 萩原 優騎(2017-11-03)
 任 恵峰(2017-10-18)
 鈴木 秀和(2017-10-18)
 橋濱 史典(2017-10-17)
 森下 稔(2017-10-13)
 下野 孝一(2017-10-05)
 逸見 真(2017-09-21)
 麻生 敏正(2017-09-15)
 金岡 京子(2017-09-13)
 岡崎 忠胤(2017-09-08)
 小林 征洋(2017-09-07)
 盛田 元彰(2017-07-26)

氏名

加藤 秀弘 

読み

Kato,Hidehiro

役職

教授

TEL・FAX

03-5463-0561

E−mail

katohide@kaiyodai.ac.jp
*研究者への技術相談等は、「海の相談室」をご利用ください。

ホームページ

所属部門

海洋環境科学部門

担当科目

資源生態学
鯨類・海産哺乳類学(計画中)
(内容)海産哺乳類の進化と適応、クジラとイルカの分類と多様性、鯨類の生態と資源、南極海における鯨類の種間競争、マッコウクジラの社会生態、シロナガスクジラの将来、鯨類資源管理と国際論争、鯨類と人間の関係等について講義。
(キーワード)クジラ、イルカ、鯨類、ヒゲクジラ、ハクジラ、水棲哺乳類、鰭脚類、鯨類生態学、鯨類資源学、資源管理、IWC(国際捕鯨委員会)

キーワード

クジラ、イルカ、鯨類、ヒゲクジラ、ハクジラ、海産哺乳類、鰭脚類、鯨類生態学、鯨類資源学、資源管理、IWC(国際捕鯨委員会)、シロナガスクジラ、マッコウクジラ、コククジラ

研究テーマ・活動内容

南極海産ヒゲクジラ類の種間関係
ヒゲクジラ類の年齢査定
北太平洋産鯨類の資源管理
シロナガスクジラの回復計画
沿岸系ニタリクジラの回遊と生物特性
マッコウクジラの社会構造
ミンククジラ分類再編成と生態的分離
ザトウクジラの繁殖回遊戦略
アジア系コククジラの回遊と形態

自己アピール

技術相談対応分野

共同研究の希望課題

共同利用可能な設備

科研費等研究テーマ

講演テーマ

特記事項


氏名

加藤 秀弘 

読み

Kato,Hidehiro

役職

教授

所属(学部・大学院、学科等)

海洋環境科学部門

生年月日

1952.04.23

学歴

昭和46年4月 北海道大学教養部水産類入学
昭和50年3月 北海道大学水産学部水産増殖学科卒業
昭和53年3月 北海道大学大学院水産学研究科水産増殖学専攻修士課程修了(水産学修士)
昭和54年8月 北海道大学大学院水産学研究科水産増殖学博士後期課程中退(就職のため)

経歴

昭和54年9月 旧財団法人鯨類研究所研究員に採用
昭和62年11月 組織改廃に伴い 財団法人日本鯨類研究所主任研究員
昭和63年9月 転出に伴い 日本鯨類研究所を退職
昭和63年10月 水産庁遠洋水産研究所外洋資源部大型鯨類研究室長に採用
平成10年4月 組織改組に伴い水産庁遠洋水産研究所外洋資源部鯨類生態研究室長
平成13年4月 水産庁水産研究所の独立行政法人移行に伴い 独立行政法人水産総合研究センター遠洋水産研究所外洋資源部鯨類生態研究室長
平成17年8月 国立大学法人東京海洋大学海洋科学部海洋環境学科教授、現在に至る

学位

水産学博士(北海道大学)昭和61年9月
水産学修士(北海道大学)昭和53年3月

学位論文

水産学博士(論文博士)平成61年9月
 南半球産ミンククジラの生物学的特性値の経年変動と資源動態に関する研究(北海道大学、第3094号)
水産学修士 昭和53年3月
 サハリン東岸および根室海域の流氷域におけるゴマフアザラシとクラカケアザラシの食性と分布(北海道大学、第6216号)

所属学会と役職など

IWC(国際捕鯨委員会)科学委員会委員 昭和55年〜現在
 (同 運営委員兼分科会議長 平成9年〜現在)
IUCN(世界野生生物保護連合)鯨類専門グループ委員 平成5年〜現在
PICES(北太平洋海洋科学機構)海鳥・海獣諮問グループ共同議長 平成11年〜現在
日本哺乳類学会 昭和49年〜現在 会員、和文誌編集委員 (期間は前身学会含む)
日本水産学会 昭和52年〜現在 会員
水産海洋学会 昭和53年〜現在 会員(期間は前身学会含む)
米国海産哺乳類学会 昭和63年〜現在 会員
日本動物学会 平成17年〜現在 会員
The Journal of Cetacean Research and Management 平成11年〜現在 学術誌編集委員
鯨類資源研究会 昭和62年〜現在 会員、副議長、ミンクジラ分科会議長ほか
第9回国際哺乳類会議 平成16年〜現在 プログラム委員会委員、シンポジウムコンビナー
第5回世界水産会議 平成17年〜現在 プログラム委員会委員

社会活動

科学技術庁長官賞
(研究功績) 平成11年4月 南氷洋ミンククジラの生態とその資源変動に関する研究 国務大臣・科学技術庁長官
高知出版学術賞 平成13年3月 編著「ニタリクジラの自然誌」(平成12年、平凡社刊) 高知市文化振興事業団理事長
市長表彰状 平成13年4月 シロナガスクジラ全身骨格復元と学術展示に対する功績 下関市長
協会感謝状 平成14年4月 シロナガスクジラに関する自然科学的啓蒙と鯨体彫像設立の指導・監修 下関市鯨食文化協会会長
県知事感謝状 平成14年5月 マッコウクジラ集団座礁処理に対する指導 鹿児島県知事
町長感謝状 平成14年7月 町立「鯨と海の科学館」設立と十年間にわたる学芸的指導 岩手県山田町長

受賞歴等


氏名

加藤 秀弘 

読み

Kato,Hidehiro

役職

教授

所属(学部・大学院、学科等)

海洋環境科学部門

主要論文

1 ◎ Shipboard discrimination of Southern Hemisphere blue whale subspecies (Balaenoptera musculus intermedia, B. m. brevicauda) with confirmation from mt DNA sequences analyses Kato, H., Yoshida, H., Honno, Y., Kojima, E., Nomura, A. and Okamura, H. and Bannister, J. L.. 2005(印刷中). J. Cetacean Manage. Res. 7(2):xx-xx. 著しく減少したシロナガスクジラの回復に向けた研究の一環。シロナガスクジラの亜種であるピグミーシロナガスを洋上で区別するため、外部形態を総合的に分析。鼻孔の配置形態、相対的体型、尾稜線の形状に、亜種間の差があることを明らかにした。IWC科学委員会年次会議に提出した二論文をベースに解析を発展。
2 Vocalizations of blue whales, Balaenoptera musculus, recorded during the 2001-2002 and 2002-2003 IWC-SOWER circumpolar cruises, Area V, Antarctica Rankin, S., Ljungblad, D., Clark, C. and Kato, H. 2005 J. Cetacean Manage. Res. 7(1):13-20. IWC/SOWER航海において収集したシロナガスクジラの鳴音を分析。通常型と思われる個体の鳴音特性を明らかにしたことにより、鳴音がピグミーとの亜種識別に有望であることを示唆。 
3 Mitochondrial Phylogenetics and Evolution of Mysticete Whales Sasaki, T., Nikaido, M., Hamilton, H., Goto, M., Kato, H., Kanda, N., Pastene, L.A., Cao, Y., Fordyce, E. Hasegawa, M, and Okada, N. 2005 Syst. Biol. 54(1):1-14. mtゲノムシークエンス分析によって、主要ヒゲクジラ類のすべての塩基配列を分析。まず、セミクジラが分岐し、続いてその他の種類が分岐したことを解明。また、遺伝的分化は地質年代よりも古い年代に起こっていたと推定。
4 Feeding habits of Baird's beaked whale Berardius bairdii, in the western North Pacific and Sea of Okhotsk off Japan. Ohizumi, H., Isoda, T., Kishiro, T. and Kato, H. 2003 Fisheries Science 2003. 69:11-20. 房総沖で捕獲されるツチクジラの胃内容分析。底棲性の魚類、頭足類を餌生物としていることを明らかにした。
5 Overview of minke whale sighting survys conducted on IWC/IDCR and SOWER Antarctic cruises from 1978/79 to 2000/01. Matsuoka, K.., Paul, Ensor., Hakamada, T., Shimada, H., Nishiwaki, S. Kasamatsu, F. and Kato, H. 2003 J. Cetacean Res. Manage. 5(2):173-201. 23年間にわたるIWC南極海ミンククジラ国際鯨類資源調査の概要と調査法、調査時期、発見種組成、分布、資源量の総合的解析。 
6 Bryde's whales, Balaenoptera edeni and B. brydei. Kato, H. 2002 pp171-177. In: Encyclopedia of Marine Mammal. (Perin, W.F., Wursig, B. and Thewissen, J.G.M. eds.). 1027pp. Academic Press, San Diego and London. 全世界に於けるニタリクジラの特性を分析し、他種と比較したニタリクジラの生物的特性、資源学的な特性を明らかにした。また、北太平洋における分類学的問題点を提起。
7 Some analyses on the modern whaling catch history of the western North Pacific stock of gray whales (Eschrichtius robustus), with special reference to the Ulsan whaling ground. Kato, H. and Kasuya, T  2002 J. Cetacean Manage. Res. 4(3):277-282. 第二次世界大戦以前にさかのぼるアジア系コククジラの発掘し、捕獲史と回遊実態を分析。韓国、ウルサン沖のコククジラの分布範囲は、水深200m以浅に限られること、回遊ピークが12月と3月にあることから、冬季の繁殖場はより南方(海南島)にあると推察。
8 Predation by marine birds and mammals in the subarctic North Pacific Oceean. Hunt, G,L,Jr., Kato, H. and Mckinnell, S.M. 2000 PICES Sci. Rep. 14: 1-165. 北太平洋亜寒帯海域に於ける海産哺乳類と海鳥類の捕食が与える影響を生態学的に評価分析。海産哺乳類だけで夏季に少なくとも38万トンを消費するが、情報がない海域も多く、今後とも調査研究が必要なことを指摘。
9 Has the age at transition of southern hemisphere minke whales declined over recent decades?. Thomson, R B., Butterworth, D S. and Kato, H. 1999 Marine Mammal Science. 15(3):661-682. 耳垢栓変異相データに基づく南極海海域のミンククジラの性成熟年齢の経年変化を総合的に数理ミレーションし、真の低下以外にこの現象説明できず、加藤らの一連の分析(過去に若齢化が起こった)を支持。
10 Inferences on the dynamics of Southern Hemisphere minke whale from ADAPT analyses of catch-at-age information1. Butterworth, D. S., Punt, A. E., Geromont, H. F., Kato, H. and Fujise, Y. 1999 J. Cetacean Manage. Res. 1:11-32. ADAPT分析法によって、南半球ミンククジラの加入率、自然死亡率とのその変化を分析。1950年代から1970年代にかけて、資源増加があったことが、この方法でも明らかとなった。
11 Phylogenetic relationships of Bryde's whales in the western North Pacific and adjacent waters inferred from mitochondrial DNA Sequences1. Yoshida, H. and Kato, H 1999 Marine Mammal Science. 15(4):1269-86. 土佐湾で採集された表皮ほかを分析し、他海域と比較分析。土佐湾のニタリクジラは、遺伝学的には東シナ海系群に属し、沖合系のニタリクジラとは亜種レベル以上の差があることを明らかにした。
12 Distribution and diversity of mtDNA lineages among southern right whales (Eubalaena australis) from Australia and New Zealand. Baker, C. S., Patenaude, N. J., Bannister, J. L. Robins, J. and Kato, H. 1999 Marine Biolgy. 134:1-7. mtDNAの分析によって、オーストラリアからニュージィランド海域のセミクジラの遺伝的な関係と系群構造を分析。
13 1980-82および1984-86年に捕獲した南半球産ミンククジラの水銀蓄積の比較. 渡邉泉・山本義志・本田克久・藤瀬良弘・加藤秀弘・田辺信介・立川涼 1998 Nippon Suisan Gakkaishi 64(1):105-9. 南半球産ミンククジラの水銀蓄積濃度を総合的に分析。南極海海域での汚染度が非常に低いこと、年齢的、経年的に蓄積量が増加し摂餌環境が変化したことを明らかにした。
14 Molecular evidence from retroposons that whales form a clade within even-toed ungulates. Shimamura, M., Yasue, H., Ohshima, K., Abe, H., Kato, H., Kishiro, T., Goto, M., Munechika, I. And Okada, M. 1997 Nature.388(6643):666-70. 新手法によって、 鯨類が偶蹄目から分化したことを示す分子生物学的な証拠を提出。大きな注目を浴びた。
15 Persistent organochlorines in minke whale (Balaenoptera Acutorostrata) and their prey species from the Antarctic and the north Pacific. Aono, S., Tanabe, S., Fujise, Y., Kato, H. and Tatsukawa, R. 1997 Environmental Pollution 98.1:81-89. 南半球及び北太平洋ミンククジラ組織中の有機塩素化合物の分析。南半球での蓄積濃度が低いことを明らかにした。
16 An initial analysis of updated transition phase data for minke whales in Antarctic Area IV. Butterworth, D. S., Thomson, R.B. and Kato ,H. 1997 Rep.int.whal.Commn, 47:445-50. 耳垢栓変異相データに基づく南極海IV区のミンククジラの性成熟年齢の経年変化を数理ミレーションし、加藤らの一連の分析(過去に若齢化が起こった)が正しいことを証明。
17 Intra-and inter-oceanic patterns of mitochondrial DNA variation in the Bryde’s whale, balaenoptera edeni. Pastene, L.A ., Goto, M., Itoh, S., Wada, S. and Kato, H. 1997 Rep.int.whal.commn,47:569-74. 海域内及び海域間におけるニタリクジラのミトコンドリアDNAの変異を比較し、系統群分布を明らかにした。北太平洋には三系群が存在するが、不明確な海域があることを指摘。
18 Abundance of Bryde’s whales off Kochi, estimated from the 1994/95 and 1995/96 sighting surveys. Kishiro, T., Kato, H., Miyashita, T., Ishii, I., Nakajima, T. and Shinohara, E 1997 Rep.int.whal.commn,47:575-81. 1994/95〜1995/96期のデータを基にした高知県沖ニタリクジラの生息数のライントランセクト法によって推定。高知県沖の回遊頭数を53頭(変動係数=0.53)と推定。
19 Right whales off southern Australia: direct evidence for a link between onshore breeding grounds and offshore probable feeding grounds. Bannister, J., Burnell, S., Burton, C. and Kato, H. 1997 Rep.int.whal.commn,47:441-44. オーストラリア南岸沖のセミクジラの回遊移動を、個体識別によって解明。南岸(冬季)と沖合海域(夏季)を季節回遊していることを明らかにした。
20 A note on the chemical composition of milk and stomach contents of Baird’s whales (Berardius bairdii) and a minke whale (Balaenoptera acutorostrata). Kasuya, T. and Kato, H. 1997 Rep.int.whal.commn,47:981-984. ツチクジラの乳汁を分析し、ミンククジラと比較し、特有の組成があること明らかにするとともに、ツチクジラの授乳期間が長期わたることを示唆した。
21 東海水域瓶鼻海豚群数量和分布的初歩研究. 揚光・周開亜・加藤秀弘・宮下富夫 1997 獣類学報17(4):241-47. 専用目視調査船のデータを用いて、東シナ海におけるハンドウイルカの分布と資源量を解析した。(中国語、英文摘要) 
22 An ADAPT approach to the analysis of catch-at-age information for southern hemisphere minke whales. Butterworth, D. S., Punt, A.E., Geromont, H. F., Kato, H. and Miyashita, T 1996 Rep.int.whal.commn,46:349-59. ADAPT法による南半球産ミンククジラ年齢組成の分析。年齢組成より、自然死亡率と加入率を推定。
23 Winter distribution of cetaceans in the western North Pacific inferred from sighting cruises 1993-1995. Miyashita, T., Kishiro, T., Higashi, N., Sato, F., Mori, K. and Kato, H. 1996 Rep.int.whal.commn,46:437-41. 1993〜1995年期の目視調査から見た鯨類の冬季分布を分析。日本近海には多様な鯨類が生息することを明らかにした。
24 ◎ Distribution of Brydea's whales off Kochi, southwest Japan. Kato, H., Shinohara, E., Kishiro, T. and Noji,S. 1996 Rep.int.whal.commn,46:429-436. 専用目視調査を行い、土佐湾沖のニタリクジラの分布特性に関する初めての論文で、大きな注目を浴びた。距岸15海里内に分布が限られること、初夏に回遊ピークがあることを明らかにした。また、分布は黒潮以西に限られ、沖合系ニタリクジラと別系群であることを示唆した。
25 Migration strategy of southern minke whales to maintain high reproductive rare. Kato, H 1995 In: Blix A.S., Walloe, L. and Ultang, O (eds.) Whales, Seals, fish and man. 465-80. 16pp. 南極海で捕獲されたミンククジラの胎児体長組成から、高繁殖率を維持するためのミンククジラの回遊戦略を分析。泌乳中に新たな妊娠することが、高妊娠率維持に貢献することを明らかにした。
26 Segregation of the two sub-species of the blue whale in the southern hemisphere. Kato, H., Miyashita, T. and Shimada, H 1995 Rep.int.whal.commn,45:273-83. 南半球におけるシロナガスクジラ二亜種の棲み分けを分析。夏季の南半球では、シロナガスクジラは南極収束線以南に、ピグミーシロナガスは以南に分布することを明らかにした。
27 Movement of southern minke whales in the Antarctic feeding grounds from mark-recapture analyses. Kato, H.,Tanaka, E. and Sakuramoto, K. 1993 Rep.int.whal.commn, 43:335-342. 標再捕結果から、南半球産ミンククジラの漁場内移動を分析。ほとんどの移動が経度幅30度以内に留まることを明らかにした。
28 ◎ Body length, reproduction and stock separation of minke whales off northern Japan. Kato, H. 1992 Rep. Int. Whal. Commn 42:443-53. 日本北部沿岸沖のミンククジラの体長組成、繁殖及び系群分離について総合的に分析。生物特性を明にするほか、性状態による地理的な棲み分けの他、太平洋系と日本海系では、繁殖季節が異なることを明らかにした。
29 Morphology of minke whales in the Okhotsk sea, sea of Japan and off east coast of Japan, with respect to stock identification. Kato, H. Kishiro, T., Fujise, Y. and Wada, S. 1992 Rep. Int. Whal. Commn 42:437-442. 系群識別に関連して、オホーック海、日本海、日本東岸沖海域におけるミンククジラの外部形態の地理的変異を分析。胸鰭基部の色彩に地理的な差があることが判明した。
30 Boundaries of minke whale stocks in the western North Pacific an interpretation of available data. Kato, H. and Kasuya, T 1992 Rep. Int. Whal. Commn 42:167. 既存の生物学的情報を基に、北西太平洋におけるミンククジラの系群分布の仮説を構築。オホーック海南部で、日本海系と太平洋系が混合すると推定。
31 Review of stock identity of western North Pacific minke whale. Ohsumi, S., Kato, H. and Kasuya, T 1992 Rep. Int. Whal. Commn 42:163-164. 北太平洋産ミンククジラの系群識別研究を分析し、日本周辺に二系群が存在することを明らかにした。
32 Possible evidence from foetal length distributions of mixing of different components of the Yellow Sea - East China Sea - Sea of Japan - Okhotsk Sea. Best, P. B. and Kato, H. 1992 Rep. Int. Whal. Commn 42:166-167. 胎児体長から、日本海 、オホーック海における二系群の存在を示し、その混合率を推定。三陸沖に5%程度の割合で日本海系が出現すると推定した。
33 Detection of heterogeneity and estimation of population characteristics from the field survey data: 1987/88 Japanese feasibility on southern hemisphere minke whales. Kishino, H., Kato, H., Kasamatsu, F. and Fujise, Y. 1991 Ann. Inst. Statist.Math. 43 (3): 435-453. 南半球産ミンククジラの資源特性値の異質性の検出。1987/ 88年日本捕獲調査データを数理的に解析し、南極海における性状態や性別による棲み分けがあることを明らかにした。
34 Food and daily food consumption of southern minke whale in the Antarctic. Ichii, T. and Kato, H. 1991 Polar Biol. 11:479-87. 南半球産ミンククジラの食性と日間摂餌量の推定。策餌盛期には体重の4%ほどを消費、主要な餌場ほど日周活動が明確であることを明らかにした。
35 Migration strategy of southern minke whale whales in relation to reproductive cycles estimated from foetal lengths. Kato, H. and Miyashita, T.  1991 Rep. Int. Whal. Commn 41:363-369. 胎児の体長組成から推定した南半球産ミンククジラの回遊戦略。繁殖域で受胎した雌が逐次的に南極海に南下回遊ることを明らかにした。
36 Inter-reader calibration in age readings of earplugs from southern minke whales, with some notes on age readability. Kato, H., Zenitani, R. and Nakamura, T  1991 Rep. Int. Whal. Commn 41:339-43. .耳垢栓を用いた年齢査定誤差の推定と年齢可読率を分析。経験ある査定者間の誤差は5%程度と推定。
37 ◎ Age at sexual maturity of southern minke whales: a review and additional analyses. Kato, H, and Sakuramoto K. 1991 Rep. Int. Whal. Commn 41:331-337. 南半球産ミンククジラ性成熟年齢についての総合的解析。1980年代より議論されてきた問題点に対処し、更に不足していた解析を行い、経年的に若齢化してきたと結論。
38 Age structure and segregation of southern minke whales by data obtained during the Japanese research take in 1988/89. Kato, H., Fujise, Y. and Kishino, H.  1991 Rep. Int. Whal. Commn 41:287-292. 1988/89日本捕獲調査データから求めた南半球産ミンククジラの年齢組成と棲み分けを総合的に分析。自然死亡率推定に向けて、母集団を反映した年齢組成を構築。
39 Some analyses on age composition and segregation of southern minke whales using samples obtained from the Japanese feasibility study in 1987/88. Kato, H. Kishino, H. and Fujise, Y. 1990 Rep. Int. Whal. Commn 40:249-256. 日本捕獲調査データから求めた南半球産ミンククジラの年齢組成と棲み分けの解析。調査捕鯨のサンプルから得た年齢組成は商業捕鯨のそれに比べ、若齢層が格段に多く、資源の年齢組成に近づいた。
40 Cruise report and preliminary analysis of the 1988/89 Japanese feasibility study of the special permit proposal for southern hemisphere minke whale. Kato, H., Fujise, Y., Yoshida, H. Nakagawa, S., Ishida, M. and Tanifuji, S.     1990 Rep. Int. Whal. Commn 40:289-300. 南極海ロス海における、特別許可による1987/88南半球産ミンククジラ調査航海報告とデータの解析。
41 Sort-term shedding of, and mortality caused by discovery. 410 marks - some influence from test-firing of marks into minke whale carcasses and actual mark recoveries. Best, P. B. and Kato, H.          1990 Rep. Int. Whal. Commn 40:271-275. 南半 球産ミンククジラの試射実験から推測した短期的な.410標識の脱落率を分析し、約5%と推定した。
42 Preliminary report of the 1987/88 Japanese feasibility study of the special permit proposal for southern hemisphere whales. Kato, H., Hiroyama, H., Fujise, Y. and Ono, K. 1989 Rep. Int. Whal. Commn 39:235-48. 特別許可による1987/88南半球産ミンククジラ捕獲調査の結果分析。漁獲選択制を排除した新サンプリング法の確立など母集団を反映したサンプルを取得できた。
43 Ossification pattern of the vertebral epiphyses in the southern minke whales. Kato, H. 1988 Sci. Rep. Whales Res. Inst. 39:11-9. ミンククジラ脊椎骨の椎体と骨端骨の化骨状況から肉体的成熟を分析。化骨は背詰骨の両端から始まり、胸椎中央で完成、新しい年代ほど大型化していることを明らかにした。
44 Sightings records of small cetaceans in the Southern Hemisphere. Miyazaki, N. and Kato, H. 1988 Bull. Natn. Sci. Mus. Tokyo, 14(1):47-65. 南半球における小型鯨類の目視結果を分析。多様な鯨類が生息していることを明らかにした。
45 Summary of the experiments using an image processing system to enhance the age determination of the southern minke whale from earplug. Kato, H., Sone, M., Kashiwa, M. and Tokiwa, H. 1988 Rep. Int. Whal. Commn 38:269-272. 画像解析装置を用いた南半球産ミンククジラ耳垢栓の年齢査定技術の開発。画像の二値化処理によって、鮮明な画像を得ることが出来た。
46 ◎ Density dependent changes in growth parameters of the southern minke whales. Kato, H. 1987 Sci. Rep. Whales Res. Inst. 38:47-73. ミンククジラ成長パラメタの密度依存的変動。本種では1940年中頃より若い世代が成長速度が速まり、これが成熟年齢の若齢化に帰結。この要因は、生態的競争種のシロナガスクジラ減少によって摂餌環境が相対的に向上したことが原因と推察した。科学技術庁長官賞対象研究における中核的論文。
47 Heavy metal accumulations and their recent changes in southern minke whales Balaenoptera acutorostrata. Honda, K., Yamamoto, Y., Kato, H. and Tatsukawa, R. 1987 Arch. Environ. Contam. Toxicol. 16:209-16. 南半球産ミンククジラにおける重金属の蓄積と近年の変化を分析。年代や年齢によって蓄積度が異なり、性成熟年齢の若齢化と符号することを明かにした。
48 Changes in biological parameters of balenopterid whales in the Antarctic, with special reference to southern minke whale. Kato, H. 1986 Mem. Natl. Inat. Polar Res. 40:330-344. 南極海海域におけるナガスクジラ科鯨類の生物学的特性値の経年変動を比較分析。種類によって、変動実態に年代のずれがあることを明らかにした。
49 Recoveries of marks from minke whales in the southern hemisphere during 1983/84 and 1984/85 seasons and their possible implications for stock identity. Best, P. B. and Kato, H.      1986 Rep. Int. Whal. Commn 36:73-74. 1983/84〜1984/85漁期の標識再捕結果と、これらから、南半球産ミンククジラの系群の境界を推定。
50 A simulation study of several factors of ageing error on trends in age at sexual maturity of the Antarctic minke whale. Sakuramoto, K., Tanaka, S. and Kato, H.  1986 Rep. Int. Whal. Commn 36:213-219. 南半球産ミンククジラの性成熟年齢の経年変動の推定における年齢査定誤差のシミュレーションの進展.誤差要因をさらに取り込んだいうえで、若齢化傾向は年齢査定誤差では説明できないことを明らかにした。
51 Further examination of the age at sexual maturity of the Antarctic minke whale as determined from earplug studies. Kato, H.  1985 Rep. Int. Whal. Commn 35:273-277. 耳垢栓変移相を用いた南半球産ミンククジラの性成熟年齢解析の進展。年齢依存的な変異相認知率を明らかにして、分析に取り込み、経年的若齢化を明らかにした。
52 Further development of a biological simulation to examine historical changes in age at sexual maturity of the Antarctic minke whale. Kato, H., Shimadzu, Y., Kirishima, K.:  1985 Rep. Int. Whal. Commn 35:291-293. 年齢依存的排卵率の変化実態を取り込み、南半球産ミンククジラの性成熟年齢低下するプロセスを生物学的シミュレーションで更に明らかにした。
53 A simulation study of several factors which may influence the estimates of a trend in age at sexual maturity of the Antarctic minke whale. Sakuramoto, K., Kato, H. and Tanaka, S.  1985 Rep. Int. Whal. Commn 35:285-289. 南半球産ミンククジラの性成熟年齢の経年変動の傾向解析に影響を及ぼす要因のシミュレーションによる検討。
54 Obseravtion of tooth scars on the head of male sperm whale, as an indication of intra-sexual fightings. Kato, H. 1984 Sci. Rep. Whales Res. Inst. 35: 39-46. 雄間の闘争によるマッコウクジラの頭部の傷の観察。マッコウクジラには交尾を巡る闘争があり、社会的成熟にともない傷が増加。この傷が、社会的成熟の指標になることをあきらかにした。
55 Sampling procedure for the earplugs provided to the minke whale ageing workshop. Kato, H.  1984 Rep. Int. Whal. Commn 34:717-8. 年齢査定作業部会の実験に用いた耳垢栓の採集方法と標本の抽出法について分析。
56 Readability of Antarctic minke whale earplugs. Kato, H.  1984 Rep. Int. Whal. Commn 34:719-22. 南半球産ミンククジラの年齢可読率の分析。体長が大きいほど耳垢栓の可読率が高いことを、明らかにした。
57 Biological simulation to examine historical changes in age at sexual maturity of the Antarctic minke whale. Kato, H., Shimadzu, Y., Kirishima, K..  1984 Rep. Int. Whal. Commn 34:327-333. 南半球産ミンククジラの性成熟年齢低下するプロセスを生物学的シミュレーションで明らかにした。   
58 Preliminary study of stomach contents of kuril seal alomg the eastern coast of Hokkaido. Itoo, T., Kato, H. and Wada, K. 1983 Jap. J. Mammal. 9(6):285-290. 北海道東部沿岸で捕獲されたゼニガタアザラシの胃内容物の初分析。魚類、頭足類を中心に多様な餌生物を消費していることを明らかにした。
59 Some consideration on the decline in age at sexual maturity of the Antarctic minke whale. Kato, H.  1983 Rep. Int. Whal. Commn 33:393-9. 南半球産ミンククジラの性成熟年齢の経年的低下傾向の検討。耳垢栓変異相分析によって、性成熟年齢の齢化を観察。これにかかるデータバイアスを補正のうえ、資源開発以前の若齢化を確認。
60 The foetal sex ratio of the Antarctic minke whale. Kato, H. and Shimadzu, Y.         1983 Rep. Int. Whal. Commn 33:357-359. 南半球産ミンククジラの胎児性比を分析。僅かに雄が多いが、統計的に1:1であることを確認。
61 Summary of the experiments on .410 mark recovery efficiency on the Japanese factory ship. Kato, H. and Miyashita, T.  1982 Rep. Int. Whal. Commn 32:901-4. 日本の捕鯨母船における回収効率実験。様々な方法により、標識発見効率を推定。
62 Food habits of largha seal pups in the pack ice area. Kato, H.  1982 Sci.Rep. Whales. Res. 34:123-36. 氷上繁殖型ゴマフアザラシの初期食性の分析。オキアミが離乳食の役割を果たすことを解明。北大大学院修士論文の成果を出版。
63 An outline of the Antarctic minke whale assessment cruise(IWC/IDCR) in 1978/79 to 1980/81. Kato, H.  1982 Mem. Natl. Inat. Polar Res. 23:94-107. 1978/79 年から1980/81期における国際鯨類調査十ヶ年計画による南半球産ミンククジラの資源調査の調査結果。ミンククジラの資源量調査法について比較分析。
64 Some biological parameters for the Antarctic minke whales. Kato, H.  1982 Rep. Int. Whal. Commn 32:935-45. 南半球産ミンククジラの生物学的特性値の解析、1971/72〜1979/80 漁期には生物的特性値に変動がないことを確認。
65 Osteological study of the Bryde's whale from the central south Pacific and eastern Indian Ocean. Omura, H., Kasuya, T., Kato, H. and Wada, S.   1981 Sci. Rep. Whales. Res. 33:1-26. 中部南太平洋及び頭部インド洋海域で得られたニタリクジラ骨格の研究。同種の骨学的特徴を明らかにした。
66 Trial-firing of .410 marks at a minke whale carcase on the factory ship, 1979/80 Antarctic seasom. Kato, H.  1981 Rep. Int. Whal Commn. 31:367-70. 母船上における.410口径標識もりのミンククジラ試射実験し、有効かつ鯨体に安全な標識法を開発。
67 Carotenoid colored minke whales from the Antarctic. Kato, H.  1979 Sci. Rep. Whales Res. Inst. 31: 97-99. 南極海で捕獲されたカロチン体色のミンククジラとその要因分析。
68 Unusual minke whale with deformed jaw. Kato, H.  1979 Sci.Rep. Whales Res. Inst. 31:101-103. 顎奇形のミンククジラの出現と他種との比較によるその要因についての事例分析。 1 ◎ Shipboard discrimination of Soyuthern Hemisphere southern blue whale subspecies (Balaenoptera musculus intermedia, B. m. brevicauda) with confirmation from mt DNA sequences analyses Kato, H., Yoshida, H., Honno, Y., Kojima, E., Nomura, A. and Okamura, H. and Bannister, J. L.. 印刷中 J. Cetacean Manage. Res. 7(2):xx-xx. 著しく減少したシロナガスクジラの回復に向けた研究の一環。シロナガスクジラの亜種であるピグミーシロナガスを洋上で区別するため、外部形態を総合的に分析。鼻孔の配置形態、相対的体型、尾稜線の形状に、亜種間の差があることを明らかにした。IWC科学委員会年次会議に提出した二論文をベースに解析を発展。
2 Vocalizations of blue whales, Balaenoptera musculus, recorded during the 2001-2002 and 2002-2003 IWC-SOWER circumpolar cruises, Area V, Antarctica Rankin, S., Ljungblad, D., Clark, C. and Kato, H. 印刷中 J. Cetacean Manage. Res. 7(X):xx-xx. IWC/SOWER航海において収集したシロナガスクジラの鳴音を分析。通常型と思われる個体の鳴音特性を明らかにしたことにより、鳴音がピグミーとの亜種識別に有望であることを示唆。 
3 Mitochondrial Phylogenetics and Evolution of Mysticete Whales Sasaki, T., Nikaido, M., Hamilton, H., Goto, M., Kato, H., Kanda, N., Pastene, L.A., Cao, Y., Fordyce, E. Hasegawa, M, and Okada, N. 2005 Syst. Biol. 54(1):1-14. mtゲノムシークエンス分析によって、主要ヒゲクジラ類のすべての塩基配列を分析。まず、セミクジラが分岐し、続いてその他の種類が分岐したことを解明。また、遺伝的分化は地質年代よりも古い年代に起こっていたと推定。
4 Feeding habits of Baird's beaked whale Berardius bairdii, in the western North Pacific and Sea of Okhotsk off Japan. Ohizumi, H., Isoda, T., Kishiro, T. and Kato, H. 2003 Fisheries Science 2003. 69:11-20. 房総沖で捕獲されるツチクジラの胃内容分析。底棲性の魚類、頭足類を餌生物としていることを明らかにした。
5 Overview of minke whale sighting survys conducted on IWC/IDCR and SOWER Antarctic cruises from 1978/79 to 2000/01. Matsuoka, K.., Paul, Ensor., Hakamada, T., Shimada, H., Nishiwaki, S. Kasamatsu, F. and Kato, H. 2003 J. Cetacean Res. Manage. 5(2):173-201. 23年間にわたるIWC南極海ミンククジラ国際鯨類資源調査の概要と調査法、調査時期、発見種組成、分布、資源量の総合的解析。 
6 Bryde's whales, Balaenoptera edeni and B. brydei. Kato, H. 2002 pp171-177. In: Encyclopedia of Marine Mammal. (Perin, W.F., Wursig, B. and Thewissen, J.G.M. eds.). 1027pp. Academic Press, San Diego and London. 全世界に於けるニタリクジラの特性を分析し、他種と比較したニタリクジラの生物的特性、資源学的な特性を明らかにした。また、北太平洋における分類学的問題点を提起。
7 Some analyses on the modern whaling catch history of the western North Pacific stock of gray whales (Eschrichtius robustus), with special reference to the Ulsan whaling ground. Kato, H. and Kasuya, T  2002 J. Cetacean Manage. Res. 4(3):277-282. 第二次世界大戦以前にさかのぼるアジア系コククジラの発掘し、捕獲史と回遊実態を分析。韓国、ウルサン沖のコククジラの分布範囲は、水深200m以浅に限られること、回遊ピークが12月と3月にあることから、冬季の繁殖場はより南方(海南島)にあると推察。
8 Predation by marine birds and mammals in the subarctic North Pacific Oceean. Hunt, G,L,Jr., Kato, H. and Mckinnell, S.M. 2000 PICES Sci. Rep. 14: 1-165. 北太平洋亜寒帯海域に於ける海産哺乳類と海鳥類の捕食が与える影響を生態学的に評価分析。海産哺乳類だけで夏季に少なくとも38万トンを消費するが、情報がない海域も多く、今後とも調査研究が必要なことを指摘。
9 Has the age at transition of southern hemisphere minke whales declined over recent decades?. Thomson, R B., Butterworth, D S. and Kato, H. 1999 Marine Mammal Science. 15(3):661-682. 耳垢栓変異相データに基づく南極海海域のミンククジラの性成熟年齢の経年変化を総合的に数理ミレーションし、真の低下以外にこの現象説明できず、加藤らの一連の分析(過去に若齢化が起こった)を支持。
10 Inferences on the dynamics of Southern Hemisphere minke whale from ADAPT analyses of catch-at-age information1. Butterworth, D. S., Punt, A. E., Geromont, H. F., Kato, H. and Fujise, Y. 1999 J. Cetacean Manage. Res. 1:11-32. ADAPT分析法によって、南半球ミンククジラの加入率、自然死亡率とのその変化を分析。1950年代から1970年代にかけて、資源増加があったことが、この方法でも明らかとなった。
11 Phylogenetic relationships of Bryde's whales in the western North Pacific and adjacent waters inferred from mitochondrial DNA Sequences1. Yoshida, H. and Kato, H 1999 Marine Mammal Science. 15(4):1269-86. 土佐湾で採集された表皮ほかを分析し、他海域と比較分析。土佐湾のニタリクジラは、遺伝学的には東シナ海系群に属し、沖合系のニタリクジラとは亜種レベル以上の差があることを明らかにした。
12 Distribution and diversity of mtDNA lineages among southern right whales (Eubalaena australis) from Australia and New Zealand. Baker, C. S., Patenaude, N. J., Bannister, J. L. Robins, J. and Kato, H. 1999 Marine Biolgy. 134:1-7. mtDNAの分析によって、オーストラリアからニュージィランド海域のセミクジラの遺伝的な関係と系群構造を分析。
13 1980-82および1984-86年に捕獲した南半球産ミンククジラの水銀蓄積の比較. 渡邉泉・山本義志・本田克久・藤瀬良弘・加藤秀弘・田辺信介・立川涼 1998 Nippon Suisan Gakkaishi 64(1):105-9. 南半球産ミンククジラの水銀蓄積濃度を総合的に分析。南極海海域での汚染度が非常に低いこと、年齢的、経年的に蓄積量が増加し摂餌環境が変化したことを明らかにした。
14 Molecular evidence from retroposons that whales form a clade within even-toed ungulates. Shimamura, M., Yasue, H., Ohshima, K., Abe, H., Kato, H., Kishiro, T., Goto, M., Munechika, I. And Okada, M. 1997 Nature.388(6643):666-70. 新手法によって、 鯨類が偶蹄目から分化したことを示す分子生物学的な証拠を提出。大きな注目を浴びた。
15 Persistent organochlorines in minke whale (Balaenoptera Acutorostrata) and their prey species from the Antarctic and the north Pacific. Aono, S., Tanabe, S., Fujise, Y., Kato, H. and Tatsukawa, R. 1997 Environmental Pollution 98.1:81-89. 南半球及び北太平洋ミンククジラ組織中の有機塩素化合物の分析。南半球での蓄積濃度が低いことを明らかにした。
16 An initial analysis of updated transition phase data for minke whales in Antarctic Area IV. Butterworth, D. S., Thomson, R.B. and Kato ,H. 1997 Rep.int.whal.Commn, 47:445-50. 耳垢栓変異相データに基づく南極海IV区のミンククジラの性成熟年齢の経年変化を数理ミレーションし、加藤らの一連の分析(過去に若齢化が起こった)が正しいことを証明。
17 Intra-and inter-oceanic patterns of mitochondrial DNA variation in the Bryde’s whale, balaenoptera edeni. Pastene, L.A ., Goto, M., Itoh, S., Wada, S. and Kato, H. 1997 Rep.int.whal.commn,47:569-74. 海域内及び海域間におけるニタリクジラのミトコンドリアDNAの変異を比較し、系統群分布を明らかにした。北太平洋には三系群が存在するが、不明確な海域があることを指摘。
18 Abundance of Bryde’s whales off Kochi, estimated from the 1994/95 and 1995/96 sighting surveys. Kishiro, T., Kato, H., Miyashita, T., Ishii, I., Nakajima, T. and Shinohara, E 1997 Rep.int.whal.commn,47:575-81. 1994/95〜1995/96期のデータを基にした高知県沖ニタリクジラの生息数のライントランセクト法によって推定。高知県沖の回遊頭数を53頭(変動係数=0.53)と推定。
19 Right whales off southern Australia: direct evidence for a link between onshore breeding grounds and offshore probable feeding grounds. Bannister, J., Burnell, S., Burton, C. and Kato, H. 1997 Rep.int.whal.commn,47:441-44. オーストラリア南岸沖のセミクジラの回遊移動を、個体識別によって解明。南岸(冬季)と沖合海域(夏季)を季節回遊していることを明らかにした。
20 A note on the chemical composition of milk and stomach contents of Baird’s whales (Berardius bairdii) and a minke whale (Balaenoptera acutorostrata). Kasuya, T. and Kato, H. 1997 Rep.int.whal.commn,47:981-984. ツチクジラの乳汁を分析し、ミンククジラと比較し、特有の組成があること明らかにするとともに、ツチクジラの授乳期間が長期わたることを示唆した。
21 東海水域瓶鼻海豚群数量和分布的初歩研究. 揚光・周開亜・加藤秀弘・宮下富夫 1997 獣類学報17(4):241-47. 専用目視調査船のデータを用いて、東シナ海におけるハンドウイルカの分布と資源量を解析した。(中国語、英文摘要) 
22 An ADAPT approach to the analysis of catch-at-age information for southern hemisphere minke whales. Butterworth, D. S., Punt, A.E., Geromont, H. F., Kato, H. and Miyashita, T 1996 Rep.int.whal.commn,46:349-59. ADAPT法による南半球産ミンククジラ年齢組成の分析。年齢組成より、自然死亡率と加入率を推定。
23 Winter distribution of cetaceans in the western North Pacific inferred from sighting cruises 1993-1995. Miyashita, T., Kishiro, T., Higashi, N., Sato, F., Mori, K. and Kato, H. 1996 Rep.int.whal.commn,46:437-41. 1993〜1995年期の目視調査から見た鯨類の冬季分布を分析。日本近海には多様な鯨類が生息することを明らかにした。
24 ◎ Distribution of Brydea's whales off Kochi, southwest Japan. Kato, H., Shinohara, E., Kishiro, T. and Noji,S. 1996 Rep.int.whal.commn,46:429-436. 専用目視調査を行い、土佐湾沖のニタリクジラの分布特性に関する初めての論文で、大きな注目を浴びた。距岸15海里内に分布が限られること、初夏に回遊ピークがあることを明らかにした。また、分布は黒潮以西に限られ、沖合系ニタリクジラと別系群であることを示唆した。
25 Migration strategy of southern minke whales to maintain high reproductive rare. Kato, H 1995 In: Blix A.S., Walloe, L. and Ultang, O (eds.) Whales, Seals, fish and man. 465-80. 16pp. 南極海で捕獲されたミンククジラの胎児体長組成から、高繁殖率を維持するためのミンククジラの回遊戦略を分析。泌乳中に新たな妊娠することが、高妊娠率維持に貢献することを明らかにした。
26 Segregation of the two sub-species of the blue whale in the southern hemisphere. Kato, H., Miyashita, T. and Shimada, H 1995 Rep.int.whal.commn,45:273-83. 南半球におけるシロナガスクジラ二亜種の棲み分けを分析。夏季の南半球では、シロナガスクジラは南極収束線以南に、ピグミーシロナガスは以南に分布することを明らかにした。
27 Movement of southern minke whales in the Antarctic feeding grounds from mark-recapture analyses. Kato, H.,Tanaka, E. and Sakuramoto, K. 1993 Rep.int.whal.commn, 43:335-342. 標再捕結果から、南半球産ミンククジラの漁場内移動を分析。ほとんどの移動が経度幅30度以内に留まることを明らかにした。
28 ◎ Body length, reproduction and stock separation of minke whales off northern Japan. Kato, H. 1992 Rep. Int. Whal. Commn 42:443-53. 日本北部沿岸沖のミンククジラの体長組成、繁殖及び系群分離について総合的に分析。生物特性を明にするほか、性状態による地理的な棲み分けの他、太平洋系と日本海系では、繁殖季節が異なることを明らかにした。
29 Morphology of minke whales in the Okhotsk sea, sea of Japan and off east coast of Japan, with respect to stock identification. Kato, H. Kishiro, T., Fujise, Y. and Wada, S. 1992 Rep. Int. Whal. Commn 42:437-442. 系群識別に関連して、オホーック海、日本海、日本東岸沖海域におけるミンククジラの外部形態の地理的変異を分析。胸鰭基部の色彩に地理的な差があることが判明した。
30 Boundaries of minke whale stocks in the western North Pacific an interpretation of available data. Kato, H. and Kasuya, T 1992 Rep. Int. Whal. Commn 42:167. 既存の生物学的情報を基に、北西太平洋におけるミンククジラの系群分布の仮説を構築。オホーック海南部で、日本海系と太平洋系が混合すると推定。
31 Review of stock identity of western North Pacific minke whale. Ohsumi, S., Kato, H. and Kasuya, T 1992 Rep. Int. Whal. Commn 42:163-164. 北太平洋産ミンククジラの系群識別研究を分析し、日本周辺に二系群が存在することを明らかにした。
32 Possible evidence from foetal length distributions of mixing of different components of the Yellow Sea - East China Sea - Sea of Japan - Okhotsk Sea. Best, P. B. and Kato, H. 1992 Rep. Int. Whal. Commn 42:166-167. 胎児体長から、日本海 、オホーック海における二系群の存在を示し、その混合率を推定。三陸沖に5%程度の割合で日本海系が出現すると推定した。
33 Detection of heterogeneity and estimation of population characteristics from the field survey data: 1987/88 Japanese feasibility on southern hemisphere minke whales. Kishino, H., Kato, H., Kasamatsu, F. and Fujise, Y. 1991 Ann. Inst. Statist.Math. 43 (3): 435-453. 南半球産ミンククジラの資源特性値の異質性の検出。1987/ 88年日本捕獲調査データを数理的に解析し、南極海における性状態や性別による棲み分けがあることを明らかにした。
34 Food and daily food consumption of southern minke whale in the Antarctic. Ichii, T. and Kato, H. 1991 Polar Biol. 11:479-87. 南半球産ミンククジラの食性と日間摂餌量の推定。策餌盛期には体重の4%ほどを消費、主要な餌場ほど日周活動が明確であることを明らかにした。
35 Migration strategy of southern minke whale whales in relation to reproductive cycles estimated from foetal lengths. Kato, H. and Miyashita, T.  1991 Rep. Int. Whal. Commn 41:363-369. 胎児の体長組成から推定した南半球産ミンククジラの回遊戦略。繁殖域で受胎した雌が逐次的に南極海に南下回遊ることを明らかにした。
36 Inter-reader calibration in age readings of earplugs from southern minke whales, with some notes on age readability. Kato, H., Zenitani, R. and Nakamura, T  1991 Rep. Int. Whal. Commn 41:339-43. .耳垢栓を用いた年齢査定誤差の推定と年齢可読率を分析。経験ある査定者間の誤差は5%程度と推定。
37 ◎ Age at sexual maturity of southern minke whales: a review and additional analyses. Kato, H, and Sakuramoto K. 1991 Rep. Int. Whal. Commn 41:331-337. 南半球産ミンククジラ性成熟年齢についての総合的解析。1980年代より議論されてきた問題点に対処し、更に不足していた解析を行い、経年的に若齢化してきたと結論。
38 Age structure and segregation of southern minke whales by data obtained during the Japanese research take in 1988/89. Kato, H., Fujise, Y. and Kishino, H.  1991 Rep. Int. Whal. Commn 41:287-292. 1988/89日本捕獲調査データから求めた南半球産ミンククジラの年齢組成と棲み分けを総合的に分析。自然死亡率推定に向けて、母集団を反映した年齢組成を構築。
39 Some analyses on age composition and segregation of southern minke whales using samples obtained from the Japanese feasibility study in 1987/88. Kato, H. Kishino, H. and Fujise, Y. 1990 Rep. Int. Whal. Commn 40:249-256. 日本捕獲調査データから求めた南半球産ミンククジラの年齢組成と棲み分けの解析。調査捕鯨のサンプルから得た年齢組成は商業捕鯨のそれに比べ、若齢層が格段に多く、資源の年齢組成に近づいた。
40 Cruise report and preliminary analysis of the 1988/89 Japanese feasibility study of the special permit proposal for southern hemisphere minke whale. Kato, H., Fujise, Y., Yoshida, H. Nakagawa, S., Ishida, M. and Tanifuji, S.     1990 Rep. Int. Whal. Commn 40:289-300. 南極海ロス海における、特別許可による1987/88南半球産ミンククジラ調査航海報告とデータの解析。
41 Sort-term shedding of, and mortality caused by discovery. 410 marks - some influence from test-firing of marks into minke whale carcasses and actual mark recoveries. Best, P. B. and Kato, H.          1990 Rep. Int. Whal. Commn 40:271-275. 南半 球産ミンククジラの試射実験から推測した短期的な.410標識の脱落率を分析し、約5%と推定した。
42 Preliminary report of the 1987/88 Japanese feasibility study of the special permit proposal for southern hemisphere whales. Kato, H., Hiroyama, H., Fujise, Y. and Ono, K. 1989 Rep. Int. Whal. Commn 39:235-48. 特別許可による1987/88南半球産ミンククジラ捕獲調査の結果分析。漁獲選択制を排除した新サンプリング法の確立など母集団を反映したサンプルを取得できた。
43 Ossification pattern of the vertebral epiphyses in the southern minke whales. Kato, H. 1988 Sci. Rep. Whales Res. Inst. 39:11-9. ミンククジラ脊椎骨の椎体と骨端骨の化骨状況から肉体的成熟を分析。化骨は背詰骨の両端から始まり、胸椎中央で完成、新しい年代ほど大型化していることを明らかにした。
44 Sightings records of small cetaceans in the Southern Hemisphere. Miyazaki, N. and Kato, H. 1988 Bull. Natn. Sci. Mus. Tokyo, 14(1):47-65. 南半球における小型鯨類の目視結果を分析。多様な鯨類が生息していることを明らかにした。
45 Summary of the experiments using an image processing system to enhance the age determination of the southern minke whale from earplug. Kato, H., Sone, M., Kashiwa, M. and Tokiwa, H. 1988 Rep. Int. Whal. Commn 38:269-272. 画像解析装置を用いた南半球産ミンククジラ耳垢栓の年齢査定技術の開発。画像の二値化処理によって、鮮明な画像を得ることが出来た。
46 ◎ Density dependent changes in growth parameters of the southern minke whales. Kato, H. 1987 Sci. Rep. Whales Res. Inst. 38:47-73. ミンククジラ成長パラメタの密度依存的変動。本種では1940年中頃より若い世代が成長速度が速まり、これが成熟年齢の若齢化に帰結。この要因は、生態的競争種のシロナガスクジラ減少によって摂餌環境が相対的に向上したことが原因と推察した。科学技術庁長官賞対象研究における中核的論文。
47 Heavy metal accumulations and their recent changes in southern minke whales Balaenoptera acutorostrata. Honda, K., Yamamoto, Y., Kato, H. and Tatsukawa, R. 1987 Arch. Environ. Contam. Toxicol. 16:209-16. 南半球産ミンククジラにおける重金属の蓄積と近年の変化を分析。年代や年齢によって蓄積度が異なり、性成熟年齢の若齢化と符号することを明かにした。
48 Changes in biological parameters of balenopterid whales in the Antarctic, with special reference to southern minke whale. Kato, H. 1986 Mem. Natl. Inat. Polar Res. 40:330-344. 南極海海域におけるナガスクジラ科鯨類の生物学的特性値の経年変動を比較分析。種類によって、変動実態に年代のずれがあることを明らかにした。
49 Recoveries of marks from minke whales in the southern hemisphere during 1983/84 and 1984/85 seasons and their possible implications for stock identity. Best, P. B. and Kato, H.      1986 Rep. Int. Whal. Commn 36:73-74. 1983/84〜1984/85漁期の標識再捕結果と、これらから、南半球産ミンククジラの系群の境界を推定。
50 A simulation study of several factors of ageing error on trends in age at sexual maturity of the Antarctic minke whale. Sakuramoto, K., Tanaka, S. and Kato, H.  1986 Rep. Int. Whal. Commn 36:213-219. 南半球産ミンククジラの性成熟年齢の経年変動の推定における年齢査定誤差のシミュレーションの進展.誤差要因をさらに取り込んだいうえで、若齢化傾向は年齢査定誤差では説明できないことを明らかにした。
51 Further examination of the age at sexual maturity of the Antarctic minke whale as determined from earplug studies. Kato, H.  1985 Rep. Int. Whal. Commn 35:273-277. 耳垢栓変移相を用いた南半球産ミンククジラの性成熟年齢解析の進展。年齢依存的な変異相認知率を明らかにして、分析に取り込み、経年的若齢化を明らかにした。
52 Further development of a biological simulation to examine historical changes in age at sexual maturity of the Antarctic minke whale. Kato, H., Shimadzu, Y., Kirishima, K.:  1985 Rep. Int. Whal. Commn 35:291-293. 年齢依存的排卵率の変化実態を取り込み、南半球産ミンククジラの性成熟年齢低下するプロセスを生物学的シミュレーションで更に明らかにした。
53 A simulation study of several factors which may influence the estimates of a trend in age at sexual maturity of the Antarctic minke whale. Sakuramoto, K., Kato, H. and Tanaka, S.  1985 Rep. Int. Whal. Commn 35:285-289. 南半球産ミンククジラの性成熟年齢の経年変動の傾向解析に影響を及ぼす要因のシミュレーションによる検討。
54 Obseravtion of tooth scars on the head of male sperm whale, as an indication of intra-sexual fightings. Kato, H. 1984 Sci. Rep. Whales Res. Inst. 35: 39-46. 雄間の闘争によるマッコウクジラの頭部の傷の観察。マッコウクジラには交尾を巡る闘争があり、社会的成熟にともない傷が増加。この傷が、社会的成熟の指標になることをあきらかにした。
55 Sampling procedure for the earplugs provided to the minke whale ageing workshop. Kato, H.  1984 Rep. Int. Whal. Commn 34:717-8. 年齢査定作業部会の実験に用いた耳垢栓の採集方法と標本の抽出法について分析。
56 Readability of Antarctic minke whale earplugs. Kato, H.  1984 Rep. Int. Whal. Commn 34:719-22. 南半球産ミンククジラの年齢可読率の分析。体長が大きいほど耳垢栓の可読率が高いことを、明らかにした。
57 Biological simulation to examine historical changes in age at sexual maturity of the Antarctic minke whale. Kato, H., Shimadzu, Y., Kirishima, K..  1984 Rep. Int. Whal. Commn 34:327-333. 南半球産ミンククジラの性成熟年齢低下するプロセスを生物学的シミュレーションで明らかにした。   
58 Preliminary study of stomach contents of kuril seal alomg the eastern coast of Hokkaido. Itoo, T., Kato, H. and Wada, K. 1983 Jap. J. Mammal. 9(6):285-290. 北海道東部沿岸で捕獲されたゼニガタアザラシの胃内容物の初分析。魚類、頭足類を中心に多様な餌生物を消費していることを明らかにした。
59 Some consideration on the decline in age at sexual maturity of the Antarctic minke whale. Kato, H.  1983 Rep. Int. Whal. Commn 33:393-9. 南半球産ミンククジラの性成熟年齢の経年的低下傾向の検討。耳垢栓変異相分析によって、性成熟年齢の齢化を観察。これにかかるデータバイアスを補正のうえ、資源開発以前の若齢化を確認。
60 The foetal sex ratio of the Antarctic minke whale. Kato, H. and Shimadzu, Y.         1983 Rep. Int. Whal. Commn 33:357-359. 南半球産ミンククジラの胎児性比を分析。僅かに雄が多いが、統計的に1:1であることを確認。
61 Summary of the experiments on .410 mark recovery efficiency on the Japanese factory ship. Kato, H. and Miyashita, T.  1982 Rep. Int. Whal. Commn 32:901-4. 日本の捕鯨母船における回収効率実験。様々な方法により、標識発見効率を推定。
62 Food habits of largha seal pups in the pack ice area. Kato, H.  1982 Sci.Rep. Whales. Res. 34:123-36. 氷上繁殖型ゴマフアザラシの初期食性の分析。オキアミが離乳食の役割を果たすことを解明。北大大学院修士論文の成果を出版。
63 An outline of the Antarctic minke whale assessment cruise(IWC/IDCR) in 1978/79 to 1980/81. Kato, H.  1982 Mem. Natl. Inat. Polar Res. 23:94-107. 1978/79 年から1980/81期における国際鯨類調査十ヶ年計画による南半球産ミンククジラの資源調査の調査結果。ミンククジラの資源量調査法について比較分析。
64 Some biological parameters for the Antarctic minke whales. Kato, H.  1982 Rep. Int. Whal. Commn 32:935-45. 南半球産ミンククジラの生物学的特性値の解析、1971/72〜1979/80 漁期には生物的特性値に変動がないことを確認。
65 Osteological study of the Bryde's whale from the central south Pacific and eastern Indian Ocean. Omura, H., Kasuya, T., Kato, H. and Wada, S.   1981 Sci. Rep. Whales. Res. 33:1-26. 中部南太平洋及び頭部インド洋海域で得られたニタリクジラ骨格の研究。同種の骨学的特徴を明らかにした。
66 Trial-firing of .410 marks at a minke whale carcase on the factory ship, 1979/80 Antarctic seasom. Kato, H.  1981 Rep. Int. Whal Commn. 31:367-70. 母船上における.410口径標識もりのミンククジラ試射実験し、有効かつ鯨体に安全な標識法を開発。
67 Carotenoid colored minke whales from the Antarctic. Kato, H.  1979 Sci. Rep. Whales Res. Inst. 31: 97-99. 南極海で捕獲されたカロチン体色のミンククジラとその要因分析。
68 Unusual minke whale with deformed jaw. Kato, H.  1979 Sci.Rep. Whales Res. Inst. 31:101-103. 顎奇形のミンククジラの出現と他種との比較によるその要因についての事例分析。 1 ◎ Shipboard discrimination of Soyuthern Hemisphere southern blue whale subspecies (Balaenoptera musculus intermedia, B. m. brevicauda) with confirmation from mt DNA sequences analyses Kato, H., Yoshida, H., Honno, Y., Kojima, E., Nomura, A. and Okamura, H. and Bannister, J. L.. 印刷中 J. Cetacean Manage. Res. 7(2):xx-xx. 著しく減少したシロナガスクジラの回復に向けた研究の一環。シロナガスクジラの亜種であるピグミーシロナガスを洋上で区別するため、外部形態を総合的に分析。鼻孔の配置形態、相対的体型、尾稜線の形状に、亜種間の差があることを明らかにした。IWC科学委員会年次会議に提出した二論文をベースに解析を発展。
2 Vocalizations of blue whales, Balaenoptera musculus, recorded during the 2001-2002 and 2002-2003 IWC-SOWER circumpolar cruises, Area V, Antarctica Rankin, S., Ljungblad, D., Clark, C. and Kato, H. 印刷中 J. Cetacean Manage. Res. 7(X):xx-xx. IWC/SOWER航海において収集したシロナガスクジラの鳴音を分析。通常型と思われる個体の鳴音特性を明らかにしたことにより、鳴音がピグミーとの亜種識別に有望であることを示唆。 
3 Mitochondrial Phylogenetics and Evolution of Mysticete Whales Sasaki, T., Nikaido, M., Hamilton, H., Goto, M., Kato, H., Kanda, N., Pastene, L.A., Cao, Y., Fordyce, E. Hasegawa, M, and Okada, N. 2005 Syst. Biol. 54(1):1-14. mtゲノムシークエンス分析によって、主要ヒゲクジラ類のすべての塩基配列を分析。まず、セミクジラが分岐し、続いてその他の種類が分岐したことを解明。また、遺伝的分化は地質年代よりも古い年代に起こっていたと推定。
4 Feeding habits of Baird's beaked whale Berardius bairdii, in the western North Pacific and Sea of Okhotsk off Japan. Ohizumi, H., Isoda, T., Kishiro, T. and Kato, H. 2003 Fisheries Science 2003. 69:11-20. 房総沖で捕獲されるツチクジラの胃内容分析。底棲性の魚類、頭足類を餌生物としていることを明らかにした。
5 Overview of minke whale sighting survys conducted on IWC/IDCR and SOWER Antarctic cruises from 1978/79 to 2000/01. Matsuoka, K.., Paul, Ensor., Hakamada, T., Shimada, H., Nishiwaki, S. Kasamatsu, F. and Kato, H. 2003 J. Cetacean Res. Manage. 5(2):173-201. 23年間にわたるIWC南極海ミンククジラ国際鯨類資源調査の概要と調査法、調査時期、発見種組成、分布、資源量の総合的解析。 
6 Bryde's whales, Balaenoptera edeni and B. brydei. Kato, H. 2002 pp171-177. In: Encyclopedia of Marine Mammal. (Perin, W.F., Wursig, B. and Thewissen, J.G.M. eds.). 1027pp. Academic Press, San Diego and London. 全世界に於けるニタリクジラの特性を分析し、他種と比較したニタリクジラの生物的特性、資源学的な特性を明らかにした。また、北太平洋における分類学的問題点を提起。
7 Some analyses on the modern whaling catch history of the western North Pacific stock of gray whales (Eschrichtius robustus), with special reference to the Ulsan whaling ground. Kato, H. and Kasuya, T  2002 J. Cetacean Manage. Res. 4(3):277-282. 第二次世界大戦以前にさかのぼるアジア系コククジラの発掘し、捕獲史と回遊実態を分析。韓国、ウルサン沖のコククジラの分布範囲は、水深200m以浅に限られること、回遊ピークが12月と3月にあることから、冬季の繁殖場はより南方(海南島)にあると推察。
8 Predation by marine birds and mammals in the subarctic North Pacific Oceean. Hunt, G,L,Jr., Kato, H. and Mckinnell, S.M. 2000 PICES Sci. Rep. 14: 1-165. 北太平洋亜寒帯海域に於ける海産哺乳類と海鳥類の捕食が与える影響を生態学的に評価分析。海産哺乳類だけで夏季に少なくとも38万トンを消費するが、情報がない海域も多く、今後とも調査研究が必要なことを指摘。
9 Has the age at transition of southern hemisphere minke whales declined over recent decades?. Thomson, R B., Butterworth, D S. and Kato, H. 1999 Marine Mammal Science. 15(3):661-682. 耳垢栓変異相データに基づく南極海海域のミンククジラの性成熟年齢の経年変化を総合的に数理ミレーションし、真の低下以外にこの現象説明できず、加藤らの一連の分析(過去に若齢化が起こった)を支持。
10 Inferences on the dynamics of Southern Hemisphere minke whale from ADAPT analyses of catch-at-age information1. Butterworth, D. S., Punt, A. E., Geromont, H. F., Kato, H. and Fujise, Y. 1999 J. Cetacean Manage. Res. 1:11-32. ADAPT分析法によって、南半球ミンククジラの加入率、自然死亡率とのその変化を分析。1950年代から1970年代にかけて、資源増加があったことが、この方法でも明らかとなった。
11 Phylogenetic relationships of Bryde's whales in the western North Pacific and adjacent waters inferred from mitochondrial DNA Sequences1. Yoshida, H. and Kato, H 1999 Marine Mammal Science. 15(4):1269-86. 土佐湾で採集された表皮ほかを分析し、他海域と比較分析。土佐湾のニタリクジラは、遺伝学的には東シナ海系群に属し、沖合系のニタリクジラとは亜種レベル以上の差があることを明らかにした。
12 Distribution and diversity of mtDNA lineages among southern right whales (Eubalaena australis) from Australia and New Zealand. Baker, C. S., Patenaude, N. J., Bannister, J. L. Robins, J. and Kato, H. 1999 Marine Biolgy. 134:1-7. mtDNAの分析によって、オーストラリアからニュージィランド海域のセミクジラの遺伝的な関係と系群構造を分析。
13 1980-82および1984-86年に捕獲した南半球産ミンククジラの水銀蓄積の比較. 渡邉泉・山本義志・本田克久・藤瀬良弘・加藤秀弘・田辺信介・立川涼 1998 Nippon Suisan Gakkaishi 64(1):105-9. 南半球産ミンククジラの水銀蓄積濃度を総合的に分析。南極海海域での汚染度が非常に低いこと、年齢的、経年的に蓄積量が増加し摂餌環境が変化したことを明らかにした。
14 Molecular evidence from retroposons that whales form a clade within even-toed ungulates. Shimamura, M., Yasue, H., Ohshima, K., Abe, H., Kato, H., Kishiro, T., Goto, M., Munechika, I. And Okada, M. 1997 Nature.388(6643):666-70. 新手法によって、 鯨類が偶蹄目から分化したことを示す分子生物学的な証拠を提出。大きな注目を浴びた。
15 Persistent organochlorines in minke whale (Balaenoptera Acutorostrata) and their prey species from the Antarctic and the north Pacific. Aono, S., Tanabe, S., Fujise, Y., Kato, H. and Tatsukawa, R. 1997 Environmental Pollution 98.1:81-89. 南半球及び北太平洋ミンククジラ組織中の有機塩素化合物の分析。南半球での蓄積濃度が低いことを明らかにした。
16 An initial analysis of updated transition phase data for minke whales in Antarctic Area IV. Butterworth, D. S., Thomson, R.B. and Kato ,H. 1997 Rep.int.whal.Commn, 47:445-50. 耳垢栓変異相データに基づく南極海IV区のミンククジラの性成熟年齢の経年変化を数理ミレーションし、加藤らの一連の分析(過去に若齢化が起こった)が正しいことを証明。
17 Intra-and inter-oceanic patterns of mitochondrial DNA variation in the Bryde’s whale, balaenoptera edeni. Pastene, L.A ., Goto, M., Itoh, S., Wada, S. and Kato, H. 1997 Rep.int.whal.commn,47:569-74. 海域内及び海域間におけるニタリクジラのミトコンドリアDNAの変異を比較し、系統群分布を明らかにした。北太平洋には三系群が存在するが、不明確な海域があることを指摘。
18 Abundance of Bryde’s whales off Kochi, estimated from the 1994/95 and 1995/96 sighting surveys. Kishiro, T., Kato, H., Miyashita, T., Ishii, I., Nakajima, T. and Shinohara, E 1997 Rep.int.whal.commn,47:575-81. 1994/95〜1995/96期のデータを基にした高知県沖ニタリクジラの生息数のライントランセクト法によって推定。高知県沖の回遊頭数を53頭(変動係数=0.53)と推定。
19 Right whales off southern Australia: direct evidence for a link between onshore breeding grounds and offshore probable feeding grounds. Bannister, J., Burnell, S., Burton, C. and Kato, H. 1997 Rep.int.whal.commn,47:441-44. オーストラリア南岸沖のセミクジラの回遊移動を、個体識別によって解明。南岸(冬季)と沖合海域(夏季)を季節回遊していることを明らかにした。
20 A note on the chemical composition of milk and stomach contents of Baird’s whales (Berardius bairdii) and a minke whale (Balaenoptera acutorostrata). Kasuya, T. and Kato, H. 1997 Rep.int.whal.commn,47:981-984. ツチクジラの乳汁を分析し、ミンククジラと比較し、特有の組成があること明らかにするとともに、ツチクジラの授乳期間が長期わたることを示唆した。
21 東海水域瓶鼻海豚群数量和分布的初歩研究. 揚光・周開亜・加藤秀弘・宮下富夫 1997 獣類学報17(4):241-47. 専用目視調査船のデータを用いて、東シナ海におけるハンドウイルカの分布と資源量を解析した。(中国語、英文摘要) 
22 An ADAPT approach to the analysis of catch-at-age information for southern hemisphere minke whales. Butterworth, D. S., Punt, A.E., Geromont, H. F., Kato, H. and Miyashita, T 1996 Rep.int.whal.commn,46:349-59. ADAPT法による南半球産ミンククジラ年齢組成の分析。年齢組成より、自然死亡率と加入率を推定。
23 Winter distribution of cetaceans in the western North Pacific inferred from sighting cruises 1993-1995. Miyashita, T., Kishiro, T., Higashi, N., Sato, F., Mori, K. and Kato, H. 1996 Rep.int.whal.commn,46:437-41. 1993〜1995年期の目視調査から見た鯨類の冬季分布を分析。日本近海には多様な鯨類が生息することを明らかにした。
24 ◎ Distribution of Brydea's whales off Kochi, southwest Japan. Kato, H., Shinohara, E., Kishiro, T. and Noji,S. 1996 Rep.int.whal.commn,46:429-436. 専用目視調査を行い、土佐湾沖のニタリクジラの分布特性に関する初めての論文で、大きな注目を浴びた。距岸15海里内に分布が限られること、初夏に回遊ピー

著書

Ⅰ.単行本
マッコウクジラの自然誌(平凡社、1995年)
ニタリクジラの自然誌(平凡社、2000年)
鯨類資源の持続的利用は可能か(生物研究社、2002年)

Ⅱ. 分担執筆
1. 捕鯨 単著 昭和59年10月 大百科事典第13巻(平凡社百科編集部). 1314pp. 平凡社.(分担). pp951-956. 捕鯨業の成立、本邦と欧米における捕鯨の歴史と技術を解説。(加藤秀弘)
2. 鯨類 単著 昭和63年11月 南極海の海鳥類・鰭脚類・鯨類(内藤靖彦・中村一恵・加藤秀弘編). 218pp.国立極地研究所.(分担). pp166-207. 南極海に於ける、鯨類の分布、生態、資源を解説。(加藤秀弘)
3. クジラとイルカは同族の哺乳類(dolphin, whale) 単著 昭和63年4月 英語語源辞書(東京法令編集部編). 750pp.東京法令. (分担). pp177-178. dolphinとwhaleの語源と英語上での解釈。動物学的な区分について記述。(加藤秀弘)
4. ヒゲクジラ類の生活史、特に南半球産ミンククジラについて 単著 平成2年4月 海の哺乳類(宮崎信行・粕谷俊雄編). 300pp.サイエンティスト社.(分担).第7節. pp128-150. ヒゲクジラ類の生活史について比較分析。特に、南半球産ミンククジラについて最新のデータによって、生物学的特性値とその変動を分析。(加藤秀弘)
5. 鯨類資源の研究と管理(桜本和美・加藤秀弘・田中昌一編著)    (Ⅲ-6章鯨類における生物学的特性値の密度依存変化、付録1鯨類の分類体系と学名対照表、           付録2南極海母船式捕鯨捕獲頭数と規制の変遷、付録5捕鯨小史) 共著・単著 平成3年12月 恒星社厚生閣、273pp. Ⅲ-6章 pp87-103. pp235-238. pp239-255. pp264-268. 東京大学海洋研究所で行ったシンポジウム講演内容をもとに、鯨類資源学と管理に関する総合的な書籍。鯨類資源研究者のみならず、多方面の水産資源研究者に利用されている。各論として、申請者はヒゲクジラ類の生物学的特性値の密度依存的変化を比較分析。ヒゲクジラ特有のパターンを明らかにした。また、付録1.最新の鯨類分類体系と、学名、和名、英名の対照表を作成、付録2.南極海母船式捕鯨における、鯨種別、国別捕獲頭数の変遷及び規制の変遷、付録5.本邦及び欧米における捕鯨業の発祥と興亡、更に近年の捕鯨情勢を取り纏めた。(桜本和美・加藤秀弘・田中昌一)
6. 近代捕鯨 単著 平成4年11月 環境百科(駿河台出版社編集部編). 398pp.駿河台出版社.(分担). pp174-178. 近代捕鯨の発祥と興亡、乱獲の時代から資源管理への年代への変遷について解説し、環境に与えた影響を多角的に評価。(加藤秀弘)
7. ミンククジラ 単著 平成6年3月 日本の希少な野生水生生物に関する基礎資料Ⅰ(レッドデータ検討委員会編). 638pp.(社)日本水産資源保護協会.(分担). V章水生哺乳類. pp601-615. 北太平洋及び南極海におけるミンククジラについて、分類、形態、生態、漁獲史、資源状況を分析し、普通種と評価。(加藤秀弘)
8. クジラ-海を泳ぐ頭脳 クジラの謎、ヒゲクジラの生活史、クジラの種類 単著 平成6年12月 立風書房.立風書房編集部編). 223pp.(分担).pp5-18.pp39-44.pp65-70. クジラの進化、生態など、生物としての魅力について著者の意見交換を記述。ヒゲクジラの進化、繁殖、回遊、成長と寿命について解説。鯨類の最新分類体系、種類とその多様性について解説。(加藤秀弘)
9. セミクジラ 単著 平成7年3月 日本の希少な野生水生生物に関する基礎資料Ⅱ(レッドデータ検討委員会編). 557pp.(社)日本水産資源保護協会.(分担). V章水生哺乳類. pp507-512. 北太平洋におけるセミクジラについて、分類、形態、生態、漁獲史、資源状況を分析し、危急種と評価。(加藤秀弘)
10. マッコウクジラの自然誌 単著 平成7年4月 平凡社、317pp. 商業捕鯨最後の年に三陸沖で捕獲された大マッコウを中心に設立された海洋博物館を巡るドキュメンタリーと、知られることの少ないマッコウクジラの不思議な生態を収録したユニークな図書。マッコウクジラの専門書としては、本邦で唯一の専門書。(加藤秀弘)
11. マッコウクジラ 単著 平成8年3月 日本の希少な野生水生生物に関する基礎資料Ⅲ(レッドデータ検討委員会編). 354pp.(社)日本水産資源保護協会.(分担). V章水生哺乳類. pp319-327. 北太平洋におけるマッコウクジラについて、分類、形態、生態、漁獲史、資源状況を分析し、普通種と評価。(加藤秀弘)
12. 日本動物大百科Ⅱ セミクジラ、マッコウクジラ 単著 平成8年3月 平凡社.凡社百科編集部. 154pp.(分担). pp32-33. pp50-55. 日本周辺のセミクジラについて、分類、形態、生態、資源状況を解説。また、日本周辺のマッコウクジラについて、分類、形態、生態、資源状況を解説。(加藤秀弘)
13. Worldwide map of cetacean distribution based on Japanese sighting data (Volume 1). 共著 平成9年2月 Nat. Res. Inst. Far Seas. Fish., Shimizu. 140pp. 水産庁遠洋水産研究所が収集した全てのデータを用いて、全世界に於ける鯨類の分布と密度を取り纏めた専門書。広く世界の専門家に利用されている。(Miyashita, T., Kato, H. and Kasuya, T. )
14. クジラの生活史 単著 平成9年7月 Flippers(中村庸夫編). 200pp.光琳社.(分担). 3章. pp50-63. 鯨類の進化、生態、生活史について解説し、ハクジラ類とヒゲクジラ類の比較から鯨類の特徴を明確化。(加藤秀弘)
15. セミクジラ 単著 平成10年3月 日本の希少な野生水生生物に関するデータブック(水産庁編). 437pp.(社)日本水産資源保護協会.(分担). pp280-281. 絶滅危惧種のセミクジラについて、全世界を対象に分類、形態、生態、生理、資源を解説。(加藤秀弘)
16. 鯨類の資源研究 単著 平成12年4月 水産資源研究一世紀の歩み(水産研究一世紀事業祈念出版委員会).401pp. 中央水産研究所.(分担). 第3章. pp222-225. 我が国における鯨類資源研究の歴史と変遷を世界情勢と共に解説。(加藤秀弘)
17. ニタリクジラの自然誌(加藤秀弘編著)付録.ニタリクジラ和歌山標本骨格計測値、付録2.クジラ類の分類体系と名称対照表 共著・単著 平成12年10月 平凡社、308pp. (分担). 付録. pp244-249.(分担). 付録. pp304-307. 土佐湾に定住するニタリクジラを専門的に解説。また、漁業とホエールウオッチングの関係、土佐湾の海面利用に関する自然科学啓蒙書。世界で唯一のニタリクジラ専門書。また、付録として.和歌山県に漂着したニタリクジラ標本の骨格計測値とその特徴、及び国際会議で合意された最新の鯨類分類体系と学名、和名、英名対照表を作成。本書にたいし、第11回高知県出版学術賞が授与された。(加藤秀弘)
18. 鯨類資源の持続的利用は可能か(加藤英弘・大隅清治編)最近の鯨類分類体系と名称、我が国における鯨類資源研究の方向性、小型鯨類の管理(共著)、ミンククジラの性成熟年齢若齢化が意味するもの(単著)、耳垢栓を用いたヒゲクジラ類の年齢査定技術−南半球産ミンククジラを例として(共著) 単著・共著 平成14年4月 生物研究社、212pp. 分担. Pp14-17. pp20-23. pp54-63. pp73-84. 112-117. 最新の鯨類資源研究を、最前線から取り纏めた専門書。2002年に下関で開催された第54回IWC年次会議を前に、研究者のみならず多くの読者に利用されている。IWC科学委員会で合意された分類体系をもとに、鯨類分類リスト作成。新和名等も提案。我が国における鯨類資源研究の枠組み、個別テーマと方向性、将来展望について解説。我が国がIWC管轄外で捕獲する小型鯨類漁業の概要と管理について解説。南半球産ミンククジラの性成熟年齢の若齢化を巡る国際的な議論と背景を解説し、更に若齢化が起こった科学的な原因とその背景を解説。さらに、シロナガスクジラの回復に向けた科学調査を提案。南半球産ミンククジラを例に、耳垢栓を用いた年齢査定技術とその問題点を解説。(加藤秀弘・大隅清治)
19. Bryde's whales, Balaenoptera edeni and B. brydei. 単著 平成14年4月 pp171-177. In: Perin, W.F., Wursig, B. and Thewissen, J.G.M. (eds.). Encyclopedia of Marine Mammal. 1027pp. Academic Press, San Diego and London. 全世界に於けるニタリクジラの特性を分析し、他種と比較したニタリクジラの生物的特性、資源学的な特性を明らかにした。また、北太平洋における分類学的問題点を提起。(Kato, H.)
20. 国際漁業資源の現況(水産庁・水研究センター編)鯨類国際資源調査の背景と現状(単著)、ミンククジラ(南極海-南半球系群)(共著)、シロナガスクジラ(南極海-南半球系群)(単著) 単著・共著 平成15年3月 水産庁・水研究センター編. 329pp. (分担). pp225-229.Pp244-249. 257-259. 我が国における鯨類漁業の現状と変遷、鯨類資源研究の現状と枠組み、実施分野を解説。南半球ミンククジラ(クロミンククジラ)の資源開発、生態特性、資源状況、管理方策の現状と将来について解説。南半球産シロナガスクジラの資源開発、生態特性、資源状況、回復計画について解説。(加藤秀弘)
21. マッコウクジラの不思議な生態と集団座礁 単著 平成15年3月 鯨との日々〜鯨座礁の記録−2002.1.22〜(南薩西部地域振興対策協議会編). 89pp. 南薩西部地域振興対策協議会 .(分担). 第3章. pp68-77. マッコウクジラの不思議な生態について解説。また、2002.1.22に起きた集団座礁の原因について分析。(加藤秀弘)
22. 水産海洋ハンドブック(竹内俊郎ほ編)2.2.2C章海産哺乳類、3.7.17章鯨類 単著 平成16年5月 生物研究社.654pp.(分担). pp90-92. pp. 194-197. 鯨類、海牛類、(鰭脚)食肉類について解説。主要鯨類の系群、生態、資源、管理について解説。主要鯨類の系群、生態、資源、管理について解説。(加藤秀弘)
23. 鯨類資源の資源生物学的特性と資源管理の概要 単著 平成16年10月 ワシントン条約付属書掲載基準と水産資源の持続可能な利用(松田裕之ほか編). 249pp.自然資源保全協会. (分担). 6.1章, pp180-186. 鯨類の分類、生活史、資源及び管理について解説。(加藤秀弘)




氏名

加藤 秀弘 

読み

Kato,Hidehiro

役職

教授

所属(学部・大学院、学科等)

海洋環境科学部門

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