文部科学省東北マリンサイエンス事業により「これからの高鮮度水産物の冷凍流通と加工品の創造」と題した講演会が宮城県気仙沼市で開催されます。冷凍技術や水産加工技術にご興味のある皆様はぜひご参加ください。

 

【講演タイトル】 これからの高鮮度水産物の冷凍流通と加工品の創造

【日時】 平成24年9月9日(日)13:00~

【会場】 気仙沼市魚市場会議室

【概要】 豊かな水産資源を有する気仙沼の復興を目指して、東京海洋大学の持つ冷凍技術、加工技術を発展させ高品質を維持することが可能な高度冷凍技術の紹介、新しい高付加価値加工品創造プロジェクトの紹介をします。

【受講対象者】 漁業者、養殖業者、加工業者

【講演プログラム】

  • ◇ 13:00~14:00 講演(質疑応答込み)
    • <講演者> 鈴木徹(東京海洋大学教授)
    • <講演タイトル>「生食用高鮮度水産物の革新冷凍技術の実用展開」
    • <内容> 高級魚介類養殖産業の持続的かつ安定化を支える技術として、また盛漁時期における余剰魚介類資源やこれまで利用価値の低かった未利用資源も生と変わらない凍結鮮魚、あるいは高品位加工原料として高度有効利用を可能とする高度冷凍加工技術の導入が期待される。この講演では、過冷却凍結、氷水解凍を含めた高度冷凍加工技術の紹介をします。この技術は水産物の価格変動吸収を始め、海外を含めた広域流通化などを可能にします。
  • ◇ 14:00~15:00 講演(質疑応答込み)
    • <講演者>  大迫一史(東京海洋大学准教授)
    • <講演タイトル> 「水産加工のはなし~その重要性」
    • <内容> 水産加工について、農産加工と比較しながらその特殊性について講演する。また、環境一体型産業である水産業を水産加工の立場からフォローするための取り組みについて述べる。
  • 【問合せ先】東京海洋大学冷凍学研究室東北マリンサイエンス事業宛 (鈴木徹)
    TEL/FAX : 03-5463-0585    E-MAIL : toru@kaiyodai.ac.jp