NMRによるイヌリンのクリーム化機構の解明

研究者氏名松川 真吾
所属東京海洋大学 海洋科学部 食品生産科学科 食品保全機能学講座
出展属性第二回水産海洋プラットフォーム・フォーラム (2010年2月15日)
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漁場の水質浄化・水域管理を目指し,海洋環境から単離した微生物を用いた海洋および沿岸域のバイオレメデイエーション技術を提案する.これまでに,PCBやダイオキシン等の有害かつ難分解性の有機化合物を分解する微生物を用いた環境修復方法については様々なものが既に報告されている.しかし,海洋のような塩分を含む環境下では対象となる有機化合物を分解する能力が無いか,その能力に乏しい場合が多い.これに対し,本研究で開発された耐塩性を有するSN-3 菌を用いたバイオレメデイエーションは塩存在下での環境有害物質の分解・無害化を可能にする.魚の品質は生息する環境,特に水質に大きく影響されるが,本研究で提案する方法により,魚の棲息水域を浄化することが期待される.そして,清浄化された水域で漁獲された魚を鮮度とおいしさを保ったまま消費者の食卓まで届けるためには,適切な流通管理システムが必要である.私達はこのようなニーズにも応えるために,温度履歴と鮮度を可視化するツール(バイオサーモメーターと呼称,BTMと略称)を開発した. BTMは,臭いや見た目など人の五感に頼った従来の曖昧な指標ではなく,積算温度と鮮度指標K値といった科学的指標に基づいた鮮魚管理を可能とする.上記2つの技術を利用することにより,海から食卓まで,トータルな食環境を管理し,より安全安心な魚を供給するシステムが構築できると思われる.

NMRによるイヌリンのクリーム化機構の解明

NMRによるイヌリンのクリーム化機構の解明

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