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研究者総覧
教員総覧トップページ研究者DB更新状況
東京海洋大学研究者DBの更新情報(過去60日間)です。
團重樹(2024-10-09)
松本 隆志(2024-09-26)
黒瀬光一(2024-09-26)
村山利幸
MURAYAMA,Toshiyuki
教授
tmuray0(at) kaiyodai.ac.jp
*研究者への技術相談等は、「海の相談室」をご利用ください。
http://fuji.u.e.kaiyodai.ac.jp/index.html
海洋電子機械工学部門
学部:物理学、物理学実験、計測工学
大学院:大気環境計測学、大気環境計測学実験、光計測学
レーザーレーダー(ライダー)、エアロゾル、大気環境計測
【専門分野】
Key Words:レーザ応用計測、大気環境計測、大気物理学、エアロゾル
1992年より、本学においてレーザーレーダー(ライダー)を開発、大気中のエアロゾルの鉛直分布や光学的性質の観測的研究を始めました。装置の高度化に努める一方、関連する大気関係の装置も整備し、複合的な研究も進めました。エアロゾルには、大気汚染起源の粒子、黄砂、海塩粒子、森林火災からの煙など様々な組成があり、私たちの気候や生活に影響を与えています。
2010.11-2011.03まで、第52次南極地域観測隊(夏隊)隊員として参加しました。2011年から2016年まで、科研費・新学術領域研究「気候系のhot spot: 熱帯と寒帯が近接するモンスーンアジアの大気海洋結同変動」に研究分担者として参加しています。どちらもシーロメーターによる船上観測が主たる担当です。
【研究概要・テーマ】
・レーザレーダ(ライダー)を用いた大気中浮遊粒子(エアロゾル)の性状及び濃度の遠隔計測
・太陽光を光源とした大気のリモートセンシング(サンフォトメーター、スカイラジオメーター)
・多波長ラマンライダーによる対流圏エアロゾルの光学的性質
・船舶搭載シーロメーター(雲底高度計)による大気海洋相互作用の研究
・レーザ(光)応用計測システム、大気環境計測一般、光を使った環境計測など。
大気環境(陸、海)及び光計測一般について何でも受付ます。
・2010.11-2011.03まで第52次南極地域観測隊(夏隊)隊員として参加しました。砕氷南極観測船「しらせ」の船上大気観測を担当しました。
・2011年から2016年まで科研費・新学術領域研究「気候系のhot spot: 熱帯と寒帯が近接するモンスーンアジアの大気海洋結同変動」の研究分担者として参加しました。船舶搭載シーロメーターによる海洋上の雲底分布観測・解析を担当しました。
・2019年からは新学術領域研究「変わりゆく気候系における中緯度大気海洋相互作用 hotspot」においても、引き続き、船舶搭載シーロメーターによる観測を担当しています。
「レーザーリモートセンシングの大気科学への応用」(日本物理学会, 2008年3月24日)
村山利幸
MURAYAMA,Toshiyuki
教授
海洋電子機械工学部門
昭和50年3月 静岡県駿東郡小山町立北郷中学校卒業
昭和53年3月 静岡県立御殿場南高校卒業
昭和57年3月 筑波大学第一学群自然学類卒業(物理学専攻)
昭和62年3月 筑波大学大学院博士課程物理学研究科修了(理学博士取得)
昭和62年4月 東京商船大学商船学部助手
平成2年4月 同大学同学部助教授
(平成2年9月~平成4年3月まで、山田科学振興財団の長期海外派遣援助等を得て、フランス・オルセイにあるエミー・コトン研究所にて在外研究、レーザー核分光に関する共同研究を行なう。)
平成15年10月 東京海洋大学海洋工学部助教授
平成16年4月 同大学同学部教授
理学博士(Doctor of Science)
"Anomalous Behavoir of the Tensor Analyzing Powers in Deuteron Elastic Scattering from 208Pb near the Coulomb Barrier" (University of Tsukuba, 1987)
日本気象学会
村山利幸
MURAYAMA,Toshiyuki
教授
海洋電子機械工学部門
-T. Murayama, D. Muller, K. Wada, A. Shimizu, M. Sekiguchi, and T. Tsukamoto, Characterization of Asian dust and Siberian smoke with multi-wavelength Raman lidar over Tokyo, Japan in spring 2003, Geophys. Res. Lett., 31, L23103, doi:10.1029/2004GL021105, 2004.
-T. Murayama et al., An itercomparsion of lidar-derived aerosol optical properties with airborne measurements near Tokyo during ACE-Asiam J. Geophys. Res., 108(D23), 8651, doi:10.1029/2002JD003259, 2003.
-T. Murayama et al., Ground-based network observation of Asian dust events of April 1998 in East Asia, J. Geophys. Res., 106(D16), 18345-18359, 2001.
- T. Murayama et al., Application of lidar depolrization measurement in the atmospheric boundary layer: Effects of dust and sea-salt particles, J. Geophys. Res., 104(D24), 31,781-31,792, 1999.
-「レーザーハンドブック 第2版」(共著)、レーザ学会編、オーム社、2005年
村山利幸
MURAYAMA,Toshiyuki
教授
海洋電子機械工学部門
大気環境物理学研究室のホームページ:
http://fuji.u.e.kaiyodai.ac.jp/index.html
研究者情報の更新については、別途ご案内いたします。