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研究者総覧
教員総覧トップページ研究者DB更新状況
東京海洋大学研究者DBの更新情報(過去60日間)です。
團重樹(2024-10-09)
松本 隆志(2024-09-26)
黒瀬光一(2024-09-26)
谷和夫
TANI,Kazuo
教授
東京-5463-0472 (東京は03に換えて下さい)
ktani00◎kaiyodai.ac.jp (◎を@に換えて下さい)
*研究者への技術相談等は、「海の相談室」をご利用ください。
海洋資源エネルギー学部門
【海洋資源環境学部・海洋資源エネルギー学科】
「地学(分担)」「海洋地盤工学(分担)」「環境アセスメント論」「海洋開発学研究の最前線(分担)」「フレッシュマンセミナー(分担)」「海洋開発学実験(分担)」「卒業研究」
【海洋科学技術研究科・海洋資源環境学専攻(前期課程)】
「Marine Geotechnical & Geological Engineering(分担)」「Case Workshop on Marine Environmental Protection(分担)」「海洋資源エネルギー学特別演習」「海洋資源エネルギー学特別研究」
【海洋科学技術研究科・応用環境システム学専攻(後期課程)】
「Advanced Marine Geotechnics(分担)」「環境保全システム学特別演習」「環境保全システム学特別研究」
地盤工学,岩盤工学,土質工学,資源開発,地盤防災,応用地質,地盤環境
海底鉱物資源やガスハイドレートの開発技術(採鉱,揚鉱など)
地盤調査・試験技術(サウンディング,サンプリング,原位置/室内試験など)
地盤構造物(基礎,斜面,地下空間など)の変形及び安定性の評価技術
地盤構造物の耐災技術(地盤の液状化,斜面や擁壁の崩壊など)
地盤環境技術(廃棄物の処分,地盤環境の修復など)
海浜ごみの回収技術の高度化
海底地盤での資源・エネルギー,建設,防災,環境に関わる幅広いテーマに取り組みます。
役に立つ技術の開発を目指します。
特許出願は36件。
地盤工学,岩盤工学,土質工学,資源開発,地盤防災,応用地質,地盤環境に関わる内容
海底鉱物資源の開発
ガスハイドレートの開発
地盤調査・試験技術の開発
基礎,斜面,地下空間などの変形及び安定性の評価技術の高度化
地盤構造物の耐災技術の開発
地盤環境技術の開発
【科学研究費補助金】
基盤B(2022-2024)連続サンプリング技術による柱状図の品質および地質構造と地盤性状の評価技術の向上(代表)
基盤A(2019-2021)土のう構造体を用いた既設盛土の経済的耐震補強工法の実用化研究(分担)
基盤A(2017-2019)海底鉱物資源の開発のためのキャリア循環方式による揚鉱システム(代表)
挑戦的萌芽(2016-2018)海底鉱物資源の採鉱用の履帯式重機のトラフィカビリティ評価システムの開発(代表)
挑戦的萌芽(2009-2010)長期の高温履歴を受ける地盤の変形を計測し予測する技術の開発(代表)
基盤B(2008-2010)ガスハイドレート層の特性を調べる孔底三軸試験方法の開発(代表)
基盤B(2004-2005)高濃度のポリマー溶液を利用して乱さない試料を採取する方法の開発(代表)
基盤A(2001-2004)不均質・不連続な深部岩盤の原位置三軸試験による調査と力学特性のモデル化(代表)
基盤B(2001-2003)地震によって地表に出現する地震断層の変形構造の解明とその予測モデルの開発(代表)
基盤B(2001-2002)限界状態設計法による性能規定型地盤構造物設計コードに関する研究(分担)
基盤B(1998-1999)限界状態設計法による基礎構造物モデル設計コードの提案(分担)
【科学技術振興機構】
研究成果展開事業A-STEP(2019-2020)洋上風力発電施設のための海底地盤の経済的な調査方法(代表)
【国土交通省】
道路政策の質の向上に資する技術研究開発(2015-2017)沢埋め道路盛土の経済的な耐震診断と耐震補強の開発(分担)
建設技術研究開発助成制度「震災対応型」(2011-2012)浅層盤状改良による宅地の液状化対策の合理的な設計方法の研究(代表)
地盤工学,岩盤工学,土質工学,地盤防災,応用地質,資源開発,地盤環境に関わる内容
【技術者資格】
技術士
・船舶・海洋部門-船舶・海洋
・資源工学部門-流体資源の開発及び生産
・建設部門-土質及び基礎
・応用理学部門-地質
・環境部門-環境影響評価
・総合技術監理部門-建設部門-土質及び基礎
地盤品質判定士
X線作業主任技師
第一種衛生管理士
一級地盤検査技士
玉掛け技能講習修了
フォークリフト運転技能講習修了
ホイストクレーン特別教育修了
【語学資格】
国際連合公用語・英語検定A級
英語検定1級
漢字検定準1級
谷和夫
TANI,Kazuo
教授
海洋資源エネルギー学部門
1984/3 東京大学 工学部 土木工学科 卒業
1986/3 同大学院 工学系研究科 土木工学専攻 修士課程修了
1990/5 マンチェスター大学 理学部 工学科 博士課程修了
【専任】
1990/4 (財)電力中央研究所・研究員
1999/4 横浜国立大学・助教授
2004/4 同大学院・教授
2012/10 (独)防災科学技術研究所・研究員
2015/7 東京海洋大学・教授
【兼任】
1998/10-1999/2 横浜国立大学・非常勤講師
2001/10-2003/2 東京水産大学・非常勤講師
2004/6-2006/3 (独)産業技術総合研究所・客員研究員
2008/4-2009/9 横浜市立大学・非常勤講師
2012/6-2012/9 (独)防災科学技術研究所・客員研究員
2015/4-2015/9 神戸大学・客員教授
2020/4-2024/3 (独)日本学術振興会 学術システム研究センター・研究員
Ph.D(1990/5)
Stability of skirted gravity foundations on very soft clay
(公社)地盤工学会:理事(2009-2013年度)
国際地盤工学会
(一社)岩の力学連合会:理事(2013-2014年度),常任理事(2017年度-2018年度)
国際岩の力学学会
(公社)土木学会
(一社)日本応用地質学会
(一社)資源・素材学会
(一社)日本材料学会
(一社)電力土木技術協会:理事(2012年度-2017年度)
(公社)日本船舶海洋工学会
(一社)日本原子力学会
環境アセスメント学会
【国・地方自治体等】(2010年以降)
(国研)日本原子力研究開発機構 もんじゅサイトに設置される新たな試験研究炉の建設候補地における地質調査結果等に関する技術検討会/主査(2022/1-2023/3)
(独)日本学術振興会 学術システム研究センター/研究員 (2020/4-24/3)
神奈川県 大規模盛土造成地第二次スクリーニングに関する検討会/委員(2019/8-2023/3)
中間貯蔵・環境安全事業(株) 土壌貯蔵施設等の整備・管理等に関する検討委員会/委員(2018/10-2023/3)
神奈川県 宅地耐震化推進事業検討懇話会/委員(2018/6-2023/3)
(独)日本学術振興会 科学研究費委員会/専門査員(2018/1-2018/11)
環境省 中間貯蔵施設アドバイザリー会議・委員(2017/8-2020/2)
(独)日本学術振興会 卓越研究員候補者選考委員会/書面審査員(2017/5-2017/7)
(独)日本学術振興会 特別研究員等審査会/専門委員(2016/8-2017/7)
茨城県 大津漁港海岸侵食崩落危険性評価検討委員会(2016/10-2017/3)
(独)日本学術振興会 国際事業委員会/書面審査員・書面評価員(2016/8-2017/7)
神奈川県 大規模盛土造成地調査に関わる検討会/委員(2015/12-2018/3)
国土交通省 インフラシステムの海外展開に関する懇話会/委員(2015/4-2016/3)
経済産業省 総合資源エネルギー調査会 地層処分技術WG/臨時委員(2014/12-2019/3)
地盤品質判定士協議会 アドバイザー会議/アドバイザー(2017/7-2023/3)
横浜市 造成宅地等災害防止対策検討委員会/委員長代理(2014/6-2017/6),委員長(2017/7-2020/6)
環境省 指定廃棄物処分等有識者会議/委員(2013/3-2020/3)
(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構 相鉄・東急直通線地盤変動監視委員会/委員(2012/12-2020/3)
環境省 原子力規制委員会 発電用軽水型原子炉施設の地震・津波に関わる新安全設計基準に関する検討チーム/委員(2012/11-2013/6)
東海村 南台・緑ヶ丘災害復興対策検討委員会/委員(2012/9-2013/3)
国土交通省 新道路技術会議/委員(2011/12-2016/10)
内閣府 原子力安全基準・指針専門部会 地震・津波関連指針等検討小委員会/委員(2011/6-2012/3)
国土交通省 関東地方整備局 箱根新道事前通行規制に関する検討委員会/委員長(2011/3-2011/7)
国土交通省 中央建設工事紛争審査会/特別委員(2010/11-2022/11)
(独)原子力安全基盤機構 IAEA国際安全基準検討会 立地・外的ハザード分科会/委員(2010/9-2012/12)
(独)日本学術振興会 科学研究費委員会/専門委員(2010/6-2014/11,2018/1-2018/11)
【民間組織】(2010年以降)
(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構 入札監視委員会/委員(2021/4-2023/3)
(一社)電気共同研究会 地中送電設備の耐震設計技術専門委員会/委員(2017/3-2020/3)
地盤品質判定士協議会 試験制度監理委員会/委員長(2015/12-2019/12)
(一財)電力中央研究所 断層変位の影響評価手法に関する研究に係る検討会/委員(2015/12-2022/3)
(一財)電力中央研究所 「人工バリアと周辺岩盤の長期挙動評価手法の構築」評価検討委員会/委員(2015/8-2019/3)
(公財)原子力環境整備促進・資金管理センター 地下空洞型処分施設機能確認試験検討委員会/委員(2015/7-2020/3)
(公社)科学技術国際交流センター 原子力発電所過酷事故防止検討会/専門委員(2013/10-2017/3)
中日本高速道路(株) 西湘バイパス技術懇談会/委員(2013/6-2014/3)
地盤品質判定士協議会 検定委員会/委員長(2013/3-2014/12)
中日本高速道路(株) 西湘PA護岸対策工検討会/委員(2012/10-2013/4)
(一社)電力土木技術協会 理事会/理事(2012/5-2018/5)
東京電力(株) 送変電設備の耐震性評価及び対策検討業務のうち地震動の設定及び地盤の安定性評価に関する会議/委員(2012/5-2020/3)
(一財)電力中央研究所 立地技術研究会/委員(2009/7-2022/3)
(一財)電力中央研究所 地盤安定性評価に関する研究会/委員(2009/6-2015/3)
(一社)日本電気協会 原子力規格委員会 耐震設計分科会/委員(2009/6-2023/3)
(一社)日本電気協会 原子力規格委員会 耐震設計分科会 土木構造物検討会/委員(2009/5-2023/2)・主査(2010/4-2020/1)
【学会】(2010年以降)
多数のため省略
2021 国際岩の力学学会 The 11th Asian Rock Mechanics Symposium 優秀論文賞
2020 (公社)土木学会 技術開発賞
2020 (公社)地盤工学会 技術業績賞
2016 (公社)地盤工学会 論文賞(和文部門)
2014 (公社)土木学会 第42回岩盤力学に関するシンポジウム 優秀講演論文賞
2013 (一社)岩の力学連合会 第13回岩の力学シンポジウム 優秀ポスター賞
2011 岩の力学連合会 技術賞
2010 (社)地盤工学会 功労賞
2010 横浜国立大学 ベスト・ティーチャー賞
2008 (社)土木学会 第37回岩盤力学に関するシンポジウム 優秀講演論文賞
2007 (社)地盤工学会 地盤環境賞
2007 (社)地盤工学会 技術開発賞
2006 (社)土木学会 第35回岩盤力学に関するシンポジウム 優秀講演論文賞
2006 岩の力学連合会 技術賞
2006 横浜国立大学 ベスト・ティーチャー賞
2005 岩の力学連合会 技術賞
2005 横浜国立大学工学部 ベスト・ティーチャー賞
1998 (社)土木学会 全国大会第53回年次学術講演会 優秀講演者
谷和夫
TANI,Kazuo
教授
海洋資源エネルギー学部門
Tani, K., Ikeya, T., Inazu, D. and Hayashi, F.: Proposal of a new sounding and sampling method using vibration for geotechnical investigation of seabed, Proc. 8th China-Japan Geotech. Sym., JGS Special Pub., Vol.8, Issue 7, pp.261-266, 2020.
Tani, K., Ikeya, T. and Inazu, D.: A study on feasibility of the method of sampling and cone penetration test, Proc. 14th ISOPE PACOMS-2020, P20-156, pp.279-284, 2020.
Tani, K.: Significance of large-scale in-situ triaxial tests for validation of sophisticated numerical models, Proc. ISRM 14th Int. Cong. of Rock Mech., Iguassu, pp.1600-1605, 2019.
富樫陽太,菊本統,谷和夫,細田光一,小川浩司:一回の三軸試験による凝灰岩の異方剛性の測定とその検証,地盤工学ジャーナル,Vol.12,No.1,pp.123-134,2017.
Togashi, Y., Kikumoto, M. and Tani, K.: An experimental method to determine the elastic properties of transversely isotropic rocks by a single triaxial test, Rock Mech. and Rock Eng., Vol.50, No.1, pp.1-15, 2017.
Hashiba, K., Okada, T., Tani, K., Shirasagi, S., Hayano, K., Nakamura, T., Oikawa, Y., Ono, M., Shimamotoi, K., Yamada, S., Wakabayashi, N., Namikawa, T. and T. Nishikane, Y.: Literature survay and experimental study on the direct tension test on rocks, Geotechnical Testing Journal, ASTM, Vol.40, No.2, pp.335-344, 2017.
富樫陽太,菊本統,谷和夫:境界条件に依存した異方性材料と非一様な変形特性と降伏強さ,土木学会論文集C(地圏工学),Vol.72,No.3,pp.283-293,2016.
Tani, K.: Plan of large-scale shaking table tests using E-Defense for liquefaction of reclaimed ground, Proc. 15th ARC on SMGE, Vol.2, No.21, pp.778-783, 2015.
Tani, K., Kiyota, T., Matsushita, K., Hashimoto, T., Yamamoto, A., Takeuchi, H., Noda, T., Kiku, H. and Obayashi, J.: Liquefaction countermeasures by shallow ground improvement for houses and their cost analysis, J. of Soil Dynamics and Earthquake Eng., Vol.79, Part B, pp.401-414, 2015.
富樫陽太,菊本統,谷和夫:三軸試験による岩盤の変形異方性の特定方法,地盤工学ジャーナル,Vol.10,No.2,pp.201-211,2015.
谷和夫,松下克也,橋本隆雄,山本彰,竹内秀克,野田利弘,規矩大義,大林淳,清田隆:浅層盤状改良工法による戸建て住宅の液状化被害軽減効果の検証と経済性評価,地盤工学ジャーナル,Vol.9,No.4,pp.533-553,2014.
谷和夫:原位置岩盤三軸試験によって評価された大谷石のせん断強さの位置付け,材料,Vol.55,No.5,pp.483-488,2006.
谷和夫,小山良浩:横ずれ断層の模型実験で観察された砂地盤の内部に発達するせん断帯の構造分析,土木学会論文報告集,No.757/Ⅲ-66,pp.235-246,2004.
Tani, K., Nozaki, T., Kaneko, S., Toyooka, Y. and Tachikawa, H.: Down-hole triaxial test to measure average stress-strain relationship of rock mass, Soils and Foundations, Vol.43, No.5, pp.53-62, 2003.
分担執筆:地盤品質判定士実務必携,1-6節,地盤品質判定士倫理綱領・同解説,地盤品質判定士協議会,pp.14-18,2018.
分担執筆:活断層が分かる本,5章(断層のずれに対する備え),技報堂出版,pp.89-113,2016.
分担執筆(編集委員会委員長):地盤調査の方法と解説,地盤工学会,2013.
谷和夫,大向直樹:今井五郎の圧密理論,横浜国立大学,2008.
部分執筆:プロフェッショナル英和「テラ」,小学館,2002.
分担執筆(櫻井彰雄編著):エネルギー技術者のための地盤・耐震学,丸善(株),pp.200-206,1999.
分担執筆:地盤の破壊とひずみの局所化,土質工学会,pp.50-63&77-87,1994.
谷和夫
TANI,Kazuo
教授
海洋資源エネルギー学部門
海洋地盤工学に係る技術開発に取り組みます。
卒論や修論のテーマ(例):
・安全で環境に優しい海底土工技術
・海底鉱物資源の揚鉱技術やガスハイドレートの採掘技術
・洋上風力発電のための地盤調査技術
・その他,地盤防災,地盤建設,地盤環境などに関わるテーマ
「地盤工学」はやや難解ですが,防災・環境・建設・資源開発などを通じて,社会に幅広く貢献することができる重要な技術分野です。簡単には海底地盤に近寄れませんが,「海洋地盤工学」には資源やエネルギーに係る夢のある研究テーマがあります。トップランナーを目指してチャレンジしてみませんか。
我が国は資源やエネルギーに乏しいと思われていましたが,周辺海域には豊富に存在することが分かってきました。しかし,上手に開発する技術がありません。我が国の資源・エネルギー自給率を向上するために,海洋の資源・エネルギーをどのように開発したらよいか,一緒に勉強しましょう。
研究者情報の更新については、別途ご案内いたします。