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研究者DB更新状況

東京海洋大学研究者DBの更新情報(過去60日間)です。
 鶴哲郎(2021-06-15)
 松本 隆志(2021-06-12)
 逸見真(2021-06-08)
 長阪玲子(2021-05-24)
 桑田敬司(2021-05-14)
 岡崎忠胤(2021-05-12)
 遠藤英明(2021-05-10)
 團重樹(2021-05-07)
 谷和夫(2021-05-06)
 茂木康平(2021-04-30)
 柴田恭幸(2021-04-28)
 萩原優騎(2021-04-28)

氏名

石田真巳 

読み

ISHIDA, Masami

役職

教授

TEL・FAX

TEL 03-5463-0586 FAX 03-5463-0589

E−mail

ishida◎kaiyodai.ac.jp (◎を@に書き換えてください)
*研究者への技術相談等は、「海の相談室」をご利用ください。

ホームページ

http://www2.kaiyodai.ac.jp/~mokai01/

所属部門

海洋環境科学部門

担当科目

【海洋資源環境学部】 生物学概論Ⅱ(微生物学・分子生物学)、 海洋生物学研究の最前線、環境生命化学実験、生物学実験、化学実験
【大学院 博士前期】分子生物化学 
【大学院 博士後期】海洋生化学特論

キーワード

極限環境微生物(低温菌・好冷菌、好圧菌、好熱菌)、環境保全、酵素の環境適応、酵素利用、生分解性プラスチック、プラスチックの海洋での微生物分解、地下水利用、バイオエタノール、ポリアミン代謝

研究テーマ・活動内容

 環境中の微生物やその酵素が、それぞれの環境にどのように適応して働いているかを解明し、それらを環境保全へ利用していくことが研究目的です。海洋環境、特に中層から深海の高圧・低温環境に生息する極限環境微生物を中心とする環境微生物を主な研究対象とし、微生物学・生化学・分子生物学・バイオテクノロジーなどの方法を駆使して、以下のテーマで研究しています。

1)酵素の高圧・低温環境への適応機構と利用
(脂質分解酵素、多糖類分解酵素、タンパク質分解酵素など様々な分解酵素)
2)海洋の低温・高圧環境における生分解性プラスチック分解に関係する微生物と酵素の探索
3)海洋環境中のプラスチック分解に関係する微生物と酵素の探索
4)地下水の有効利用のための鉄酸化微生物群の解析
5)バイオエタノール生産に適した海藻多糖類分解酵素
6)好熱菌の高温適応を支える特異ポリアミン

夢ナビ・サイト『極限環境微生物の酵素を環境や産業に生かす』で研究内容の一部が公開されています。このサイトの30分ミニ講義『海の極限環境微生物を環境保全に活用』もご覧ください。

SDGsと関係する研究テーマ

・酵素の高圧・低温環境への適応機構と利用
・海洋の低温・高圧環境における生分解性プラスチック分解に関係する微生物と酵素の探索
・海洋環境中のプラスチック分解に関係する微生物と酵素の探索
・地下水の有効利用のための鉄酸化微生物群の解析
・バイオエタノール生産に適した海藻多糖類分解酵素

研究と関係するSDGs項目

自己アピール

 もともと実験が大好きで、生体分子、特にタンパク質や遺伝子を中心に研究してきました。大学の卒論では、巻貝の構造タンパク質コラーゲンを研究しました。卒業後、東京工業大学の資源化学研究所と天然物化学研究施設で遺伝子操作やバイオテクノロジーの修業をしました。大学院では、日本の好熱菌研究の創始者である大島泰郎先生の下で好熱菌の耐熱酵素の遺伝子を研究しました。とても面白いと感じ、この時から極限環境微生物との付き合いが始まりました。東京海洋大学(当時の東京水産大学)の助手になって、海のものを研究したいと思い、環境保全や産業に利用可能性がある好冷菌・低温菌の低温高活性酵素の研究を始めました。さらに、深海微生物学者の加藤千明先生と出会い、好圧菌のもつ高圧適応酵素が未開拓で面白いと感じて研究を始め、現在は、海洋の好冷菌・好圧菌と低温・高圧適応酵素を主な研究対象として、環境適応の仕組み、環境保全への利用の研究を行っています。また助手になった後、魚類や無脊椎動物など海洋生物の生理活性タンパク質・ペプチドの研究も行いました。
 この間、東京海洋大学の先生方はもちろん、大阪大学、海洋研究開発機構、共和化工環境微生物学研究所などの先生方と共同で研究し、研究技術のみならず考え方から人生まで様々なことを学びました。
 高校生・大学生などの皆さんへ 「実験が好きなひと、極限環境微生物、海洋生物の酵素や遺伝子の解析や有効利用、環境保全に興味があるひと、声をかけてください。一緒に研究しましょう。」
 研究者、会社などの皆さんへ 「現在、海洋中層~深海の低温・高圧適応している極限環境微生物と酵素の研究を中心に進めています。海洋を始めとする環境保全を目的として、微生物と酵素の解析と利用の研究を行っています。海洋環境における微生物分解の問題やタンパク質を始めとする生体成分の問題にも対応いたしますので、お声をおかけください。」

技術相談対応分野

微生物の単離・探索
好冷菌・好圧菌・好熱菌
微生物が関わる環境変化
微生物による物質の分解
海洋でのプラスチックの微生物分解
タンパク質・酵素の精製
遺伝子の高発現化
酵素の性質改良
高圧等の特殊条件での酵素活性測定

共同研究の希望課題

科研費等研究テーマ

科研費 基盤研究(C) 分担 2020年度 ~ 2022年度
組換え酵素を用いた 深海環境下における 生分解性プラスチック分解機構の解明

科研費 基盤研究(C) 代表 2016年度 ~ 2018年度
海洋好圧好冷菌の新奇な好圧性リパーゼとその圧力特性をもたらす構造の解析

科研費 基盤研究(C) 分担 2016年度 ~ 2018年度
アルカリ化酵母とその酵素系による強酸性水圏中和の分子機構の解明

科研費 基盤研究(C) 分担 2012年度 ~ 2014年度
褐藻糖化海洋酵母の創出による効率的バイオエタノール生産

科研費 基盤研究(C) 代表 2011年度 ~ 2013年度
低温菌由来酵素の低温高活性構造の解明と安定な酵素への改良

科研費 試験研究(B) 分担 1993年度
タウリン資化性海洋細菌の酵素を用いるタウリン定量法の開発

講演テーマ

極限環境微生物
過酷な環境で生きる極限環境微生物の力
極限環境微生物の酵素の環境・産業への利用
好熱菌、好冷菌・低温菌、好圧菌
深海微生物と酵素の高圧適応
微生物と酵素の高温適応・低温適応
バイオエタノール生産

特記事項


氏名

石田真巳 

読み

ISHIDA, Masami

役職

教授

所属部門

海洋環境科学部門

学歴

昭和58年3月 東京水産大学水産学部食品生産化学科卒業(水産学士)
昭和62年3月 東京工業大学大学院総合理工学研究科修士課程生命化学専攻修了(理学修士)
平成 2年3月 東京工業大学大学院総合理工学研究科博士後期課程生命化学専攻単位取得後退学

経歴

昭和58年4月 東京工業大学資源化学研究所研究生
昭和59年4月 東京工業大学理学部附属天然物化学研究施設研究生
平成 2年4月 東京水産大学水産学部食品生産学科助手
平成15年10月 東京海洋大学海洋科学部海洋環境学科助手
平成17年6月 東京海洋大学海洋科学部海洋環境学科助教授
平成17年10月 東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科(博士前期・後期課程)研究指導資格取得
平成19年4月 東京海洋大学海洋科学部海洋環境学科准教授(組織改変による職位の名称変更)
平成27年12月 東京海洋大学海洋科学系教授
平成28年2月 東京海洋大学学術研究院海洋環境学部門教授
平成29年4月 東京海洋大学学術研究院海洋環境科学部門教授
(現在に至る)

学位

博士(農学) (2003年 東京大学)

学位論文

Leader open reading frameを用いる好熱菌遺伝子の翻訳効率の改善

所属学会と役職など

日本水産学会、極限環境生物学会、マリンバイオテクノロジー学会、日本ポリアミン学会、日本生化学会、日本蛋白質科学会、日本生物物理学会、日本分子生物学会、米国微生物学会、各会員

2013年1月~2015年11月 第6回日本ポリアミン学会年会担当役員(年会長)
2014年4月~2016年3月 日本水産学会庶務幹事
2015年2月~2016年3月 第16回極限環境生物学会年会会長
2015年3月~現在    日本水産学会男女共同参画推進委員会委員(2017年3月~2019年2月 委員長)
2020年4月~現在    極限環境生物学会評議員

社会活動

2021年4月~現在    NPO法人チームくじら号理事

受賞歴等


氏名

石田真巳 

読み

ISHIDA, Masami

役職

教授

所属部門

海洋環境科学部門

主要論文

詳細は、石田真巳の「研究者情報」内の「論文」、「ResearcherID」、「researchmap」をご覧ください。

最近の主要な論文

1「Q301P mutant of Vibrio PR protease affects activities under low-temperature and high-pressure conditions」J. Biosci. Bioeng. 130, 341-346 (2020)

2「Behavior of antibiotic-resistant fecal coliforms in the stream of a sewage treatment plant in Tokyo」Adv. Microbiol. 10, 318-330 (2020)

3「Bioethanol production from molasses by yeasts with stress-tolerance isolated from aquatic environments in Japan」Adv. Microbiol. 9, 1000-1011 (2019)

4「Comamonas sp. 3ah48 is a dibenz[a,h]anthracene-degrading bacterium that is tolerant to heavy metals」Lett. Appl. Microbiol. 68, 589-596 (2019)

5「Enzymatic properties and the gene structure of a cold-adapted laminarinase from Pseudoalteromonas species LA」J. Biosci. Bioeng. 126, 169-175 (2018)

著書

1「Chapter 12 微生物のバイオテクノロジー」 p. 144-159 「食品微生物学の基礎」(藤井 建夫編著)講談社 平成25年9月

2「生化学辞典 第4版」(今堀和友、山川民夫監修) p. 638 東京化学同人 平成19年4月

3「Cold-active nucleases from cold-adapted bacteria」 in: Current research advances in agricultural and biological chemistry (Sarma ed.) pp.1-10 (2001) World Wide Research Network

4「Enzymes from marine psychrotolerant bacteria」 in: Recent research development in agricultural and biological chemistry (Pandalai ed.) pp.259-268 (1997) Research Signpost

5「ローン生化学」(長野 敬, 吉田賢右 監訳) p. 737-779 (「第24章 転写」を分担翻訳)医学書院 平成3年12月


氏名

石田真巳 

読み

ISHIDA, Masami

役職

教授

所属部門

海洋環境科学部門

研究室紹介

海洋生化学研究室のホームページをご覧ください。

卒研希望者等へのメッセージ

 極限環境微生物や極限酵素の生分解性プラスチックやバイオエタノール生産など環境保全への応用に興味があるひと、低温・高圧・高温環境への酵素の適応機構に興味があるひと、実験が好きなひと、ishida@にメールください。一緒に研究しましょう。卒論希望者はもちろん、研究に興味があるひとは、海洋生化学研究室を訪問してください。事前にメールでアポをとってくれると確実です。下の夢ナビ・サイトや30分ミニ講義動画も参考になるかもしれません。

受験生へのメッセージ

 地球環境をきれいにすることを目指して生物や化学を活用できると思います。微生物や酵素は多彩で大変バラエティがあります。極限環境微生物の酵素は、高圧・低温・高温などの環境で威力を発揮します。好冷菌・酵素は低温環境で活用できます。好圧菌・酵素は高圧環境で活用でき、高圧適応の仕組みの研究も面白いです。多彩な微生物や酵素を環境保全に活用してみたい人、環境適応の仕組みを研究したい人、海洋大で一緒に研究しましょう。

夢ナビ・サイト『極限環境微生物の酵素を環境や産業に生かす』で研究内容の一部が公開されています。このサイトの30分ミニ講義『海の極限環境微生物を環境保全に活用』もご覧ください。


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