研究者総覧

教員総覧トップページ

研究者DB更新状況

東京海洋大学研究者DBの更新情報(過去180日間)です。
 黒瀬 光一(2018-01-22)
 大河内 美香(2018-01-17)
 谷 和夫(2018-01-13)
 芳賀 穣(2018-01-10)
 大迫一史(2018-01-04)
 遠藤 英明(2017-12-20)
 川合 美千代(2017-12-06)
 坂本 崇(2017-11-24)
 石田 真巳(2017-11-17)
 吉崎 悟朗(2017-11-10)
 小暮 修三(2017-11-07)
 萩原 優騎(2017-11-03)
 任 恵峰(2017-10-18)
 鈴木 秀和(2017-10-18)
 橋濱 史典(2017-10-17)
 森下 稔(2017-10-13)
 下野 孝一(2017-10-05)
 逸見 真(2017-09-21)
 麻生 敏正(2017-09-15)
 金岡 京子(2017-09-13)
 岡崎 忠胤(2017-09-08)
 小林 征洋(2017-09-07)
 盛田 元彰(2017-07-26)

氏名

櫻本 和美 

読み

SAKURAMOTO, Kazumi

役職

教授

TEL・FAX

E−mail


*研究者への技術相談等は、「海の相談室」をご利用ください。

ホームページ

所属部門

海洋環境科学部門

担当科目

(学部)フレッシュマンセミナー,海洋科学入門,海洋生物学入門,統計学Ⅱ,水産資源動態学, セミナー,卒業論文
(大学院)資源変動システム論,海洋利用管理概論, 海洋政策学特別演習,海洋政策学特別研究, 資源生態学特論, 海洋環境学合同セミナー, 海洋環境学特別研究

キーワード

個体群動態学, 水産資源管理,資源変動機構,海洋変動

研究テーマ・活動内容

資源変動と海洋環境変動の研究,資源変動機構の解明に関する研究,資源量変動予測手法の開発,資源管理方式の開発

自己アピール

日本は1997年から7魚種に対してTAC(総許容漁獲量、または、漁獲可能量)制度を導入し、漁業管理を行っている。しかし、資源変動機のメカ二ズに対する見解は、漁業者と資源研究者間との対立もさることながら、研究者間でも必ずしも一致しているわけでないのが現状である。
 国内外を問わず、ほとんど総ての資源研究者は、密度依存効果を極めて重視し、密度依存効果から導かれる最大持続生産量(MSY)という概念をもとに、資源管理を実施することを考えている。しかし私は、密度依存効果の存在に大きな疑念を抱いており、従来の資源管理理論の中心的な概念である最大持続生産量が誤った概念であるとの主張を展開している。論文3は、マイワシにおいて密度依存効果の存在を示す代表的な論文に対して、その間違いを示し、マイワシの資源変動からは密度依存効果が検出できないことを示したものである。また、論文2では、密度依存効果の存在を仮定しなくても、マイワシの大規模な資源量変動が再現できることを示した。実は、このような問題は生態学の分野でも既に50年以上も前に議論されていたことを、最近知り驚いた。特に、アザミウマ(害虫)に関して、密度依存効果が存在するか否かでDavidson and Andrewartha(1948)とSmith(1961)の間で大論争があったようである。結果的には、密度依存効果が存在するとしたSmith(1961)の主張が認められ、今日に至っているが、論文1はSmith(1961)の分析が誤りであることを示したもので、生態学の分野においても、その歴史は覆されることになるかも知れない。また、上記論文では、アザミウマの個体群動態も桜本が提案するマイワシの個体群動態野モデルで表されることも示している。すなわち、陸上に生息する昆虫であるアザミウマも、海洋に生息する魚類のマイワシも、同じ個体群変動モデルで表されることになる。従って、桜本の提案する個体群動態モデルの考え方が正しとすれば、従来の、密度依存効果を重視する資源管理手法では、管理の成功は全く達成できないことになる。資源管理の理論的な面からも、資源管理を実施していく政策策定上の面からも、今後、考え方を大きく方向転換する必要があり、皮相的な議論に終始していてはならないと考える。

技術相談対応分野

共同研究の希望課題

共同利用可能な設備

科研費等研究テーマ

講演テーマ

特記事項


氏名

櫻本 和美 

読み

SAKURAMOTO, Kazumi

役職

教授

所属(学部・大学院、学科等)

海洋環境科学部門

生年月日

1952年5月17日

学歴

東京水産大学水産学部漁業学科 1975年3月卒業
東京水産大学大学院水産学研究科修士課程漁業学専攻 1977年3月修了

経歴

学位

農学博士(東京大学 1986年)

学位論文

マルチ・コホート法による南半球産ミンククジラの資源学的研究

所属学会と役職など

水産海洋学会,日仏海洋学会

社会活動

水産庁水産政策審議会会長(2009〜2011),水産庁水産政策審議会副会長(2006〜2008),水産庁水産政策審議会資源管理分科会長(2007〜2011),水産庁水産政策審議会資源管理分科会長代理(2004〜2009),国際協力事業団モロッコ零細漁業改良普及事業国内支援委員長(2001〜2005),東京都農林水産技術会議水産試験研究評価部会委員(2001〜2003),国際漁業研究会副会長(1999〜2001),資源評価調査に係る外部有識者検討会委員(2002〜2010),日本海ブロック資源評価会議外部評価委員(2001〜2003),独立行政法人水産研究センター遠洋水産研究所外洋資源部外部評価委員(H13〜)

受賞歴等


氏名

櫻本 和美 

読み

SAKURAMOTO, Kazumi

役職

教授

所属(学部・大学院、学科等)

海洋環境科学部門

主要論文

和文
1. 櫻本和美(2016)太平洋クロマグロの産卵親魚量の減少は日本海のまき網漁業が原因か? アクアネット2016.4:40-47.



1. Sakuramoto K.(2016)A Simulation Model of the Spawning Stock Biomass of Pacific Bluefin Tuna and Evaluation of Fisheries Regulations. Amer J of Clim Chan. 5: 245-260.

2. Sakuramoto K. (2015) A stock-recruitment relationship applicable to Pacific bluefin tuna and the Pacific stock of Japanese sardine. Amer J of Clim Chan. 4: 446-460

3. Sakuramoto, K. Illusion of a Density-Dependent Effect in Biology. Agricultural Sciences, 6, 479-488. doi: 10.4236/as.2015.65047 (2015).


4. Sakuramoto K. A common concept of population dynamics applicable to both Thrips imaginis (Thysanoptera) and the Pacific stock of the Japanese sardine (Sardinops melanostictus). Fisheries and Aquaculture Journal. 2013.4.1. 2-9.

5. Sakuramoto K. A recruitment forecasting model for the Pacific stock of the Japanese sardine (Sardinops melanostictus) that does not assume density-dependent effects. Agricultural Science. Vol.4 No.6A:1-8, 2013.

6. Sakuramoto K. A new concept of the stock-recruitment relationship for the Japanese sardine, Sardinops melanostictus. Open Fish Fish Sci J. Vol. 5:60-69. 2012

7. Sakuramoto K Suzuki N. Effects of process and/or observation errors on the stock–recruitment curve and the validity of the proportional model as a stock–recruitment relationship. Fish Sci 2012; 78:41-54.

8. Watanabe, K., K. Sakuramoto, H. Sugiyama and N. Suzuki. 2011. Dynamics of two sailfin sandfish (Arctoscopus japonicus) stocks in the Sea of Japan, and their management. Canadian Journal of Fisheries and Aquatic Sciences, 2011, 68(3): 458-468.

9. Sakuramoto K Shimoyama S and Suzuki N. Relationships between environmental conditions and fluctuations in the recruitment of Japanese sardine Sardinops melanostictus in the northwestern Pacific. Bull Jpn Soc Fish Oceanogr 2010; 74(2):88-97.

10. Shimoyama S Sakuramoto K and Suzuki N. Proposal for stock-recruitment relationship for Japanese sardine Sardinops melanostictus in the North-western Pacific. Fish Sci 2007; 73(5):1035-1041.

11. Watanabe, K., K. Sakuramoto, T. Minami and N. Suzuki. 2006. Population dynamics and catch forecasts of sandfish Arctoscopus japonicus in the western Sea of Japan. Bulletin of the Japanese Society of Fisheries Oceanography 70(4): 221-228.

12. K. Sakuramoto. 2005. Does the Rcher or Beverton and Holt type of stock-recruitment relationship truly exist? Fish Sci 2005; 78:577-592.

13. Watanabe, K., K. Sakuramoto, H. Sugiyama and N. Suzuki. 2005. Collapse of the Arctoscopus japonicus catch in the Sea of Japan - Environmental factors or overfishing-. Global Environmental Research 9 (2): 131-137.

14. Watanabe, K., K. Sakuramoto, H. Sugiyama, S. Sugishita, and N. Suzuki. 2005. Estimating and monitoring the stock size of sandfish Arctoscopus japonicus in the northern Sea of Japan Fisheries Science 71(4): 776-783.



15. K. Watanabe, H. Sugiyama, S. Sugichita, N. Suzuki and K. Sakuramoto. Estimation of Distribution boundary between two sandfish Arctoscopus japonicus stocks in the Sea of Japan off Honsyu,Japan using density indices. Bulletin of the Japanese Society of Fisheries Oceanography 68(1), 27−35 (2004).

16. 環境による資源変動を重視した資源管理の考え方 − 相対値を用いたモデル非依存型アプローチ −、桜本和美、 水産資源管理談話会報、33、12−55 (2004).

17. 琵琶湖アユ沖すくい網漁業の漁船規模に階層性を考慮した場合の漁業管理に関する研究. 劉 穎、桜本和美、北原 武、鈴木直樹,日本水産学会誌,2003年

18. 日本海北部海域におけるスケトウダラの漁獲量変動と水温の関係、呉 泰棋、桜本和美、長谷川誠三、日本水産学会誌,6号,p.866〜873,2002年

19. An estimation of the natural mortality coefficient of the southern Gulf of St. Lawrence snow crab Chionoecetes opilio using a length-specific model, K. Sakuramoto, E. Wade, T. Surette, and N. Suzuki, Fisheries Science 68 supplement, 2002.

20. Models for forecasting sandfish catch in the coastal waters off Akita Prefecture and the evaluation of the effect of a 3-yrear fishery closeure. K. Sakuramoto, H Sugiyama, N. Suzuki, Fisheries Science, p.203-213, 2001

21. Relationship between temperature and fluctuations in sandfish catch (Arctoscopus japonicus) in the coastal waters off Akita Prefecture. Sakuramoto K., T. Kitahara, and H. Sugiyama, ICES Journal of Marine Science, 1-12, 1997

22. Factors of catch fluctuations of skipjack tuna in the north-eastern waters of Japan and its forecasting. Sakuramoto, K., A. Nihira, and S. Ohnishi, Fisheries Science, 921-925, 1995

著書

1 再生産モデル、 桜本和美、最新水産ハンドブック,p.215〜216,講談社,2012年5月

2 ハタハタの禁漁、桜本和美、海洋保全生態学、p.192〜194,講談社,2012年7月

3 日本の漁業, 桜本和美,「ブリタニカ国際年鑑」2011,p.215〜216,ブリタニカ・ジャパン,2010年12月

4 日本の漁業, 桜本和美,「ブリタニカ国際年鑑」2010,p.215〜216,ブリタニカ・ジャパン,2009年12月

5 日本の漁業, 桜本和美,「ブリタニカ国際年鑑」2009,p.197〜198,ブリタニカ・ジャパン,2008年12月

6 日本の漁業, 桜本和美,「ブリタニカ国際年鑑」2008,p.201〜202,ブリタニカ・ジャパン,2007年12月

7 日本の漁業, 桜本和美,「ブリタニカ国際年鑑」2007,p.215〜216,ブリタニカ・ジャパン,2006年12月

8 クジラ類資源および魚資源の利用と管理, 桜本和美,「ブリタニカ国際年鑑」2006,p.215〜216,サイエンティスト社,2006年12月

9 日本の漁業, 桜本和美,「ブリタニカ国際年鑑」2006,p.215〜216,ブリタニカ・ジャパン,2005年12月

10 日本の漁業, 桜本和美,「ブリタニカ国際年鑑」2005,p.215〜216,ブリタニカ・ジャパン,2004年12月

11 日本の漁業, 桜本和美,「ブリタニカ国際年鑑」2004,p.215〜216,ブリタニカ・ジャパン,2003年12月

12 個体群生態学, 大野淳・桜本和美,水産資源管理学p.230〜257,成山堂書店,2003年3月

13 日本の漁業, 桜本和美,「ブリタニカ国際年鑑」2003,p.245〜246,ブリタニカ・ジャパン,2003年12月

14 日本の漁業, 桜本和美,「ブリタニカ国際年鑑」2002,p.245〜246,ブリタニカ・ジャパン,2002年12月

15 日本の漁業, 桜本和美,「ブリタニカ国際年鑑」2001,p.221〜222,ブリタニカ・ジャパン,2001年12月

16 ファジィ・システム, 桜本和美,漁業と資源の情報学p.101〜111,成山堂書店,1999年12月

17 漁業管理のABC, 桜本和美,成山堂書店,p.1〜200,1998年12月


氏名

櫻本 和美 

読み

SAKURAMOTO, Kazumi

役職

教授

所属(学部・大学院、学科等)

海洋環境科学部門

研究室紹介

卒研希望者等へのメッセージ

受験生へのメッセージ


  • この研究者総覧データベースは、(国)東京海洋大学産学・地域連携推進機構が管理を行っています。
  • このサイトはリンクフリーですが、リンクの際は東京海洋大学産学・地域連携推進機構のHPであることを明記してください。
  • 本サイトの著作権は、東京海洋大学産学・地域連携推進機構に帰属します。
  • 本サイトの内容について、商用利用する際は事前にご連絡ください。
  • 研究者データベースの内容を無断で複製・加工し商業目的に利用することはお断りいたします。