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研究者総覧
教員総覧トップページ研究者DB更新状況
東京海洋大学研究者DBの更新情報(過去60日間)です。
團重樹(2024-10-09)
松本 隆志(2024-09-26)
黒瀬光一(2024-09-26)
木船弘康
KIHUNE,Hiroyasu
教授
*研究者への技術相談等は、「海の相談室」をご利用ください。
http://www2.kaiyodai.ac.jp/~kifune
海洋電子機械工学部門
電気工学(海洋電子機械工学科:2年)、電気機器学(海洋電子機械工学科:3年)、電子機械工学実験(海洋電子機械工学科:3年)、制御システム工学演習(海洋電子機械工学科:3年)、機関システム工学概論(海事システム工学科:3年)、電力変換工学(大学院:1年)
船舶パワートレイン、ハイブリッド船、電池推進船、高周波インバータ、誘導加熱、非接触給電
【専門分野】
・船舶の一部電化と省エネに関する研究
・非接触給電装置
・誘導加熱応用装置とその高周波電源
・高周波インバータの回路方式とその制御方式
2000年代に入ってから原油価格が徐々に上昇し、リーマンショック直前に140ドル台に到達しました。その後、投機マネーの退潮と、海底原油資源やシェール燃料の採掘競争が激化し、大幅に原油価格が低下しました。その結果、運航費低減のための省エネ目標は若干色あせつつあります。しかし一方で、化石燃料の燃焼に伴う有害排気ガス(窒素酸化物、硫黄酸化物、PMなど)の排出は大気環境や海洋環境に甚大な影響を与えています。特に海洋の酸性化は著しく、省エネに対する意識の在り方は新たなステージに入っています。
このような状況から、船舶の用途やサイズに応じた省エネの方法について、推進システムの仕組みや運用方法を見直すための研究を実施しています(複数企業と共同研究中)。自動車は省エネを含めた技術開発のために何台でも造ることができます。しかし、1隻数10~数100億円もする船を研究開発のためだけに建造することはできません。そこで、省エネ船舶を実現するため、推進システムをどのようにすれば燃料消費節減効果が高くなるかを予め推定できるよう、コンピュータシミュレーションの開発を進めています。
また高周波インバータの応用事例として、誘導加熱にまつわる様々な研究を実施しております。高周波インバータからコイル、負荷まで一貫して自作しますので、あまり無理・無駄の無い設計を心がけております。
なお、業務用から産業用の比較的大きな電力を扱う誘導加熱装置の研究を行っております。複数のメーカさんと共同研究させていただいておりますが、主力製品あるいは客先使用環境が競合するようなメーカさんからのお申し出があった場合は、先にお申し出のあったメーカさんを優先させていただき、その他の競合メーカ様との共同研究はお断りすることがあります。何とぞご了承下さい。
船舶の省エネ化に関するご相談をお受けいたします。
高周波インバータあるいは誘導加熱に関する分野でご相談に応じます。
・AUVに水中で非接触給電するための基礎研究(平成21年度~平成23年度)
・低環境負荷型タグボートの基礎研究(平成24年度~平成25年度)
・水中ロボット向け電力通信機能を有する非接触給電装置の研究開発(平成27年度~平成29年度)
「船舶の電化」利点と欠点
電池推進船の特徴とこれから
船舶を電気推進化する場合のキーポイント
誘導加熱(IH)とは何か?
誘導加熱機器の安全性とは?電磁波は?
木船弘康
KIHUNE,Hiroyasu
教授
海洋電子機械工学部門
青梅市立 若草小学校(1981~1983)
あきる野市立 南秋留小学校(1984~1987)
あきる野市立 秋多中学校(1987~1990)
東京都立 昭和高校(1990~1993)
東京商船大学(1994~2000)
山口大学(2004)
博士(工学)
電気学会、マリンエンジニアリング学会、電気設備学会、パワーエレクトロニクス学会、IEEE
・(財)日本船舶技術研究協会『船用2次電池JIS化検討WG』座長(2013~)
・ (財)日本船舶技術研究協会『電気設備分科会分科会』座長(2010~)
・ (社)日本マリンエンジニアリング学会編集委員会委員(2009~)
・(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構『高度船舶技術審査委員会委員』委員(2008~)
・(社)日本船舶電装協会『電装設計・工事データ 図表集改訂委員会』委員長(2013)<--終了
・ (社)日本マリンエンジニアリング学会学術講演会実行委員(2012~2013)<--終了
・(社)日本船舶電装協会『小型船舶等の電気装備工事ハンドブック改訂委員会』委員長(2011~2012)<--終了
・(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構『インバータの保守整備に関する調査委員会』委員長(2010)<--終了
・(社)日本小型船舶検査機構『リチウムイオン電池を動力源とする小型船舶の安全対策に関する調査研究事業』委員(2010)<--終了
・ Interanational Symposium on Marine Engineering実行委員会委員(2010)<--終了
・(社)電気学会『商用電源にインターフェイスされる電力変換システム技術調査専門委員会』委員 (2010~2012)<--終了
・(社)電気学会産業応用部門大会実行委員会委員(2009~2010)<--終了
・ (社)電気学会『地球環境問題に対応する最新のパワー半導体スイッチング回路技術調査専門委員会』委員 (2009~2010)<--終了
・ (財)日本船舶技術研究協会『シップリサイクル 現存船インベントリ審査委員会』委員(2008~2010)<--終了
・ (社)日本マリンエンジニアリング学会学術講演会実行委員 (2001~2010)<--終了
・(社)日本船舶電装協会『船舶の電気装備に関する電気技術の入門書作成委員会』委員(2009) <--終了
・ (社)日本船舶電装協会『電路軽量化に関する調査研究委員会』委員長(2008) <--終了
・ (財)日本船舶技術研究協会『電気設備技術基準の性能規定化に関する調査研究』会議プロジェクトマネージャー(2006~2007) <--終了
・ (社)日本船舶電装協会『電線貫通部の工事方法に関する調査研究委員会』委員長(2006) <--終了
・ (社)電気学会D部門誌編修広報委員会委員(2005~2006) <--終了
・ (社)日本船舶電装協会『接着材調査研究委員会』委員長(2005) <--終了
・ (社)電気学会『ソフトスイッチング技術とその実用化動向調査専門委員会』委員 (2005~2007) <--終了
・ 『最先端の産業応用技術に関する日韓合同シンポジウム』委員 (2004) <--終了
・ (社)日本船舶電装協会『技術革新のための調査研究事業』委員会 分科会長 (2003~2004) <--終了
・ (社)電気学会『新型ソフトスイッチング電力変換回路と応用技術調査専門委員会』委員 (2002~2004) <--終了
・ (社)日本舶用機関学会(現 日本マリンエンジニアリング学会)電気電子システム研究委員会委員 (2000) <--終了
09/2011 電気学会 産業応用部門論文賞
05/2011 日本シップオブザイヤー小型客船部門賞
03/2011 日本ボートオブザイヤー特別賞
03/2006 電気学会 全国大会優秀論文発表賞
06/2004 電気設備学会 学術部門論文奨励賞
01/2004 IEEE Power Electronics Society, Young Engineer Award 1st Prize
05/2002 日本マリンエンジニアリング学会 奨励賞
05/2001 日本マリンエンジニアリング学会 論文賞
木船弘康
KIHUNE,Hiroyasu
教授
海洋電子機械工学部門
・How to Handle Onboard Electrical Switchboards, International Mariners Management Association of Japan(2011、単著)
・Fundamentals of Maritime Electronic Apparatus, International Mariners Management Association of Japan(2008、単著)
木船弘康
KIHUNE,Hiroyasu
教授
海洋電子機械工学部門
http://www2.kaiyodai.ac.jp/~kifune/
どうせ大学に入るなら「変わったこと」をしている大学、学部、学科を選んで入学しましょう。東京海洋大学の海洋工学部には他には無い「変わったこと」が盛りだくさんです。この「海洋大らしさ」を「あなたらしさ」に付け加えてみてはいかがでしょうか。
研究者情報の更新については、別途ご案内いたします。