東京海洋大学産学・地域連携推進機構は、水産海洋プラットフォーム事業の一環として、ジャパン・インターナショナル・シーフードショー会場において「岩手大学・東京海洋大学連携 東日本大震災・被災地支援セミナー」を開催いたしました。
当日は、セミナー会場がほぼ満席になるなど、岩手大学や東京海洋大学の震災への取り組みに対する注目の高さが感じられました。また、岩手大学の 「SANRIKU(三陸)海洋産業復興研究・拠点形成事業」では、東京海洋大学のほか、複数の大学等研究機関が連携して事業を推進する計画です。今後も、活動状況に進展がありましたら報告の機会を作っていきたいと思います。
<セミナー趣旨>
東日本大震災により甚大な被害を受けた三陸地域の産業を復興するため、岩手大学が岩手 県釜石市に新たな研究教育拠点を設置することとなりました。この事業において、東京海洋大学は岩手大学と連携関係を構築し、水産海洋系の研究教育活動を支 援します。本セミナーでは連携事業の紹介のほか、各大学が実施してきた震災関連の調査結果等を報告いたしました。
<日時・場所>
日時:2011年7月28日(木) 11:00-12:45
場所:東京国際展示場(東京ビッグサイト) シーフードショーセミナー会場
<プログラム>
- 11:00-11:05 開会挨拶
東京海洋大学 産学・地域連携推進機構 機構長 和泉充 - 11:05-11:10 岩手大学挨拶
岩手大学 理事・副学長 岩渕明 - 11:10-11:35 岩手大学復興支援事業の紹介
岩手大学 理事・副学長 岩渕明 - 11:35-11:50 三陸地域資源を活用した商品開発~小さい力の商品開発~
岩手大学 客員准教授 五日市知香 - 11:50-12:10 東京海洋大学復興支援事業の紹介
東京海洋大学 理事・副学長 竹内俊郎 - 12:10-12:25 沿岸漁業の復興支援策の検討~宮城県南三陸町での活動を例に~
東京海洋大学産学・地域連携推進機構 客員教授 山川紘 - 12:25-12:40 海域における放射性物質のモニタリングに対する取り組み
東京海洋大学海洋学部海洋環境学科 教授 石丸隆 - 12:40-12:45 閉会挨拶
東京海洋大学学長 松山優治