定置網用ウミガメ脱出装置の開発

研究者氏名塩出大輔(准教授)、胡 夫祥(教授)ほか
所属海洋生物資源学部門
出展属性
問い合わせ先産学・地域連携推進機構の技術相談受付システムをご利用ください

ウミガメ類は絶滅危惧種とされ、個体数減少の要因の一つとして、漁業における混獲(意図せず漁獲されること)による死亡が指摘されている。

 我が国沿岸の砂浜で産卵が行われる北太平洋のアカウミガメ個体群は、米国が絶滅危惧種に指定するなど、資源状態に対する極めて関心が高い。

 そうした中、我が国の主要な沿岸漁業の一つである定置網において、アカウミガメ等の混獲がしばしば報告されている。特に魚捕部である箱網が海中に沈めて敷設される中層・底層定置網では入網個体が死亡する可能性が極めて高いが、これまで具体的な対策手法は無かった。

本研究では、漁獲物を逃がさずに、ウミガメだけが自発的に網外に脱出できる装置(ウミガメ脱出装置)の開発に取り組んだ。ウミガメを漁網から逃がす装置として、トロール網用ウミガメ排除装置(TED: Turtle Excluder Device)があるが、定置網は海中に固定される漁具であるため、ウミガメを自発的に脱出させる必要がある。

Loading
月別