いわきの海と魚を知ろう
いわきサイエンスカフェ@海洋大ライブラリ
いわき市四倉のホッキ漁業
主催:東京海洋大学江戸前ESD協議会、東京海洋大学 附属図書館、東京海洋大学産学・地域連携推進機構海洋リテラシー部門
共催:いわき市漁業協同組合
福島原発事故で放出された放射性物質が水産物から検出されたことで、魚食の安全性に対する不安と議論は高まりました。しかし、そもそも福島で何の漁業がどのように営まれていたのか、また、漁業者の方々が今、どのような思いでいらっしゃるのかについて、都会の消費者である私たちが知る機会は、ほとんどありません。
このサイエンスカフェでは、福島の海と魚について漁業関係者と研究者からお話を聞き、参加した全員で、人が海にダイナミックに関わる「漁業」について考えたいと思います。
今回は、福島県いわき市四倉(よつくら)でホッキ漁を営まれている漁業者の方にその漁業の工夫を、また、水産資源管理の研究者の方に福島県のホッキ資源について語っていただきます。さらに、3.11以来、海洋環境と水産物についての放射能モニタリングを毎週実施し、膨大なデータを蓄積している福島県水産試験場からも現状についてご報告いただきます。
■期日:2012年11月3日(土) 13時 開場、13時30分~16時30分(予定)
■場所:東京海洋大学(品川キャンパス) 附属図書館1階ホール
■話題提供
福島県の水産物の放射性物質モニタリング結果について 水野 拓治 福島県水産試験場・水産資源部長
福島県のホッキ資源について 五十嵐 敏 福島県水産試験場・場長
いわき市漁協四倉支所のホッキ漁業について 佐藤 芳紀 いわき市漁業協同組合/四倉ホッキ組合・組合長
■参加費:無料
■定員:30名(18歳以上)