東日本大震災被災地における調査研究ポスター集国立大学法人 東京海洋大学 産学・地域連携推進機構水産海洋プラットフォーム部門は、東日本大震災被災地において、全国大学等研究機関により実施された調査研究成果を紹介するポスターをデータベース化したWebサイトを公開しました。
東日本大震災以降、全国各地の大学等研究機関が被災地に入り調査研究を実施しています。しかし、その成果が発表される機会は、一部の現地関係者の集まりや学会に限定されがちでした。このため自治体や地域に情報が伝わらず、研究成果が活かされない問題がありました。
そこで、東京海洋大学産学・地域連携推進機構では、こうした研究成果が被災地域に広く共有・活用されることを目的として、2012年1月27日に被災地の復興をテーマとしてフォーラムを開催した際、全国大学等研究機関に協力を呼び掛けて収集した調査研究成果ポスター62点を展示し、来場者の大きな関心を集めました。今回公開したWebサイトは、この時に展示したポスターのうち、代表研究者の了解が得られた47点を掲載したものです。
今後も、全国の研究者のご協力を仰ぎながら、最新の調査研究ポスターを収集してWebサイトの充実を図る一方、イベントでのポスター展示や、冊子版の配布を予定しています。また、独立した事業として維持・継続できるように賛同者を募る計画です。
この場を借りて、ポスターの登録にご協力いただいた研究者の皆様に、深く感謝申し上げます。今後ともご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
Webサイト名: 東日本大震災被災地における調査研究ポスター集
ポスター掲載の御案内